「美脚・美尻」作り！鍼灸師・温活士が実践している「温活入浴とツボ押しマッサージ」

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夏も間近で「そろそろダイエット始めなきゃ」と思っている人も多いのでは？　今年こそ、早めにダイエットやパーツケアを行いたい！　と意気込んでいる皆さん、専門家の方々が実際にしていることを真似して、スタイルアップを目指してみませんか。今回は、鍼灸師で温活士の栗本夏帆さんの「美脚・美尻」習慣をお届けします！

監修：栗本夏帆

鍼灸師・温活士。グラン治療院の統括院長として、施術の提供及び鍼灸師のトレーニングを行うかたわら、（社）日本鍼灸協会の理事を努め、4月9日を「鍼灸の日」に制定してメディア向けのイベントを行うなど、鍼灸の啓もう活動に取り組む。また鍼灸や理容・美容の専門学校にて講師を務め、さらに世界初の“食べるお灸”の開発など、鍼灸の新たな分野での活用法を研究。2019年には世界で活躍するトップアスリートのトレーナーを務めヨーロッパ遠征に帯同。現在は注目されている、フェムテックについて、情報発信や女性限定の「膣サロン」というオンラインサロンを設立運営し、啓もう活動に取り組む。
グラン治療院

Contents 目次

温活入浴におすすめ「よもぎ風呂」

ティーパックに乾燥したよもぎを入れる

美脚美尻作りに私が実践しているのは、“温活入浴とツボ押しマッサージ”です。

在宅ワークが増えている人も多いと思いますが、ずっと同じ姿勢でいると、股関節まわりの血流がとどこおり、脚のむくみの原因になってしまいます！

そこでまずは血流をよくするため、入浴での簡単ひと工夫をご紹介します。
それは“よもぎ風呂”です。

乾燥したよもぎをティーパックに入れ、適量の水と一緒に鍋にかけ煮だします。その後、煮だしたよもぎ汁をティーパックごとお湯をはった浴槽に入れるだけです。

じつはよもぎはお灸の原料なのです。よもぎはヨーロッパでは“ハーブの女王”とよばれるほど食物繊維やクロロフィル（抗酸化作用）、ミネラルが豊富で美容や健康にさまざまな効果のある薬草として知られています。

よもぎ風呂はお灸と同じく血流促進効果はもちろん、肌荒れを防ぎ、痛みをやわらげ、保湿効果もあります。ぜひ、温活入浴法として“よもぎ風呂”を試してみてください。

入浴後には、次にご紹介するお尻から足先にかけてのツボを意識して、イタ気持ちい力加減でオイルマッサージをします。

ヒップアップ・脚やせにおすすめのツボ

しょうふのつぼとヒップマッサージの流れ

承扶（しょうふ）：おしりのつけ根にあるツボ

マッサージ方法：ひざ裏から両手で太ももを抱え、承扶に向かってすべらせます。承扶までいったら５秒ツボを押し、その後外側の手でヒップを持ち上げます。両方行います。

ふくらはぎのむくみ解消におすすめのツボ

いんりょうせんのつぼとマッサージの流れ

陰陵泉（いんりょうせん）：ふくらはぎの内側にあるツボ
くるぶしのうしろから骨にそって上り止まる位置にあります。

マッサージ方法：くるぶしのうしろに親指を沿わせ、骨にそってすべらすように上げていき、陰陵泉で５秒キープ。両方行います。

足の血の巡りをよくし冷え解消におすすめのツボ

たいしょうのつぼとマッサージの流れ

太衝（たいしょう）：足の甲にあるツボ
親指と人さし指の間から足首のほうに上り骨が交わる位置にあります。

マッサージ方法：足の指からほぐし太衝で５秒キープ（痛みを感じやすいので強く押しすぎないように）両方行います。

そのほか、ひざや足首など大きな関節周りをほぐすと疲れや腰痛、むくみの改善に効果的です。

ツボにお灸をするのもおすすめですよ。

オイル２選

こちらは私が使用しているオイルです。
写真左がpara spaのボディオイルと、写真右がWELEDAのラベンダーオイルです。お気に入りのボディオイルでツボを意識しながらマッサージをしてケアを行っています。ぜひ、参考にしてみてください。