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おうちで1日1分、「骨たたき」! ドクターが教える、骨を強くする「3つの習慣」

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おうちで1日1分、「骨たたき」!  ドクターが教える、骨を強くする「3つの習慣」

在宅ワークや自粛生活で座りっぱなしになっていませんか? デスクワークの多い現代人は骨への刺激が少なくなり、早くもろくなる恐れがあるそう。特に40代を過ぎると誰でもその可能性が高まるといいます。そこで今回は日常生活のなかで骨を鍛えるためのポイントを、整形外科医の中村光伸先生の著書『医者が考案した 骨粗しょう症を防ぐ 1分間骨たたき』(アスコム)からまとめてご紹介します! 

監修 : 中村 光伸

なかむら・こうしん。光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から、骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨トレーニングを提唱する骨の専門医。近年、注目を集める若返りホルモン「オステオカルシン」の研究を進め、骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。日本整形外科学会認定医。日本体育協会公認スポーツドクター。日本抗加齢学会認定医。

Contents 目次

丈夫な骨を維持するには刺激が必要

ひざの骨のイメージ画像

骨の老化を食い止め、強くするためには、刺激を与えることが大切です。その方法はとてもカンタン! ふだんの生活ですぐにできるのが、中村先生考案の「骨たたき」です。

「骨への刺激とはいっても、強い刺激が必要なわけではありません。ほんの少し骨に震動を与えれば十分です。具体的な方法は、骨を1日1分コツコツたたくだけ。それだけで、丈夫な骨になろうと、せっせと骨の強化がはじまります」(中村先生)

骨が強くなる「コツコツポイント」は次の2点。

・骨はタテに刺激する
骨に効率よく刺激を与えるには、大きな骨をたたくことです。大きな骨は細長い形状をしているため、タテからたたくほうが、圧力が大きくなって、震動も強くなります。

・筋肉が分厚い場所より、薄い場所から刺激する
骨が分厚い筋肉に覆われている場所は、たたいても筋肉がじゃまして刺激を与えるには非効率。できるだけ筋肉が薄い場所をたたくほうが骨への刺激が大きくなります。

では、チャレンジしてみましょう。

基本の1分間骨たたき 〜座ったままで「ひざコツコツ」〜

ひざをたたく女性のイラスト

椅子に座り、右手のこぶしで右ひざの上を、左手のこぶしで左のひざの上を、交互にコツコツたたきましょう。目標は10回。 1日に合計100回を目指しましょう。たたくスピードは、1分間に100回が目安です。

では、なぜ「骨たたき」をすると、骨が強くなるのでしょうか。次は全身のアンチエイジングにも関係する骨の秘密についてご紹介します。

 

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