私がカッサを使って、こんなにほぐれて、効果があるんだ！　と実感したのは10年くらい前でした。カッサで顔をほぐしたあとは、血色がすごくよくなり、ほおがピンク色に。さわると固かったほっぺたがやわらかくなって、「すごい！」って声を出して驚いた記憶と顔色が明るくなると若返った印象を得ました。

カッサは形や素材、大きさなどの種類が豊富で、ほぐしたい部位ごとに使い分けるとより効果を実感できるのですが、アユーラのビカッサは陶磁器製プレートとなっており、絶妙なカーブ、厚み、重み、持ちやすさなどトータルを考えて、肌にフィットするので、使いやすいです。今回紹介する２種は、2021年10月に発売した最新プレートです。

カッサのいいところは、こわばっている筋肉のこりをほぐしたり、血流の巡りをよくして、むくみを解消してくれたり、広範囲なボディ（太ももやお尻）などの脂肪をマッサージすることができます。オイルやマッサージクリームなどを使用し、リンパの流れを意識して、一定の方向へ動かして使うのがポイントです。

一時期、カッサやコロコロローラーなどが流行ってから、即効性を求めるがゆえに、とにかくやればいい！　と思っている人もいたようで、カッサに対する効果の疑問、肌への負担を訴える人も多かったと思います。それから正しい使い方やレクチャーを指導するような記事や動画が増えましたよね。

誤った使い方をすると、肌の負担になってしまうので、本当に気をつけてください。
注意ポイントは、強めのマッサージで何度も行ったり、オイルやマッサージクリームなどを使わずそのまま行ったり、とにかく毎日ケアしたり、上下・左右に行ったり来たりゴシゴシするように行う、などです。妊娠中の人なども使う前は医師に相談するのが安心です。

使い方は製品に同封されている説明書にも書かれていますが、私はそのときの気になる箇所を意識して重点的に行うようにしています。

・耳のつけ根下あたりから首筋を通って肩方面に流します。
・鎖骨の下をわきのつけ根に向かって流します。
・眉間のシワやおでこのシワができやすい、おでこをやさしくくるくる円を描くようにマッサージします。

・眉間のシワ、こりやすい眉頭をプッシュしてから、眉尻に向かってすべらせるように流します。
・あご下から耳下に向かって引き上げるイメージで一方向にやさしく流します。

左右同じように行って、最後はヘッドプレートでツボを押すような感覚で頭皮をプッシュします。

このヘッド用プレートがすごくツボに入る感じがして好きです。力を入れなくても頭に置くだけでも刺激が入るので、手や腕も疲れませんでした。

専用のマッサージセラムも販売しているので、一緒に使うとマッサージ効果をより体感できそうです。

在宅勤務が続き、頭皮や表情筋を以前より使わなくなり、いつの間にか表情筋が衰えて、以前より顔の弾力がなくなったと感じることもありますよね。さらに運動不足で代謝が下がれば、顔もむくみやすくなるので、たまにのスペシャルケアでカッサを使った美容法をとり入れてみてはいかがですか。

（編集 マチ）

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