FYTTE

Beauty
CATEGORY : ビューティ |ヘアケア

秋冬の髪悩みは「夏の栄養不足」が原因? 医師が明かす「髪と鉄」の意外な関係と未来の髪を育むインナーケア

Share
秋冬の髪悩みは「夏の栄養不足」が原因? 医師が明かす「髪と鉄」の意外な関係と未来の髪を育むインナーケア

秋になると気になる抜け毛や髪のパサつき。外側からのヘアケアを重ねても改善しない場合、その原因は「インナーパワー(栄養不足)」にあるかもしれません。スピックが開催した『SPIC Wellness Session』では、臨床分子栄養医学認定指導医の橋本知子先生を迎え、「秋冬の髪悩みと鉄」をテーマにセミナーを実施。今回は、実態調査のデータを交えながら、髪と鉄の深い関係性や、未来の美髪を作るインナーケアの重要性についてお届けしていきます!

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

秋の髪悩みの実態

出典元:スピックによる調査

セミナーの冒頭では、進行を務めるラキャルプ代表の新井ミホさんより、スピックが20歳~65歳の女性1,000名を対象に実施した「秋の髪悩みに関する実態調査」の結果が発表されました。

調査によると、「秋になると髪の悩みが増える」と答えた人は32.6%(約3人に1人)に上ります。具体的な悩みとして最も多かったのは「抜け毛が増える(54.3%)」と「パサつく(53.4%)」で、この2つがダントツのTOPという結果に。さらに、「ツヤがなくなる」「髪がまとまらない」「ボリュームが減る」「髪が細くなる」といった幅広い変化があげられています。

こうした髪悩みに対して、多くの人が思い当たる原因としてあげたのは「加齢」「紫外線ダメージ」「季節の変わり目」でした。外側からのダメージや年齢のせいだと捉えられがちな秋の髪悩みですが、実際のところ体の内側では何が起きているのでしょうか。

医師・橋本知子先生が解説する「髪と鉄」の深い関係

続いて、臨床分子栄養医学認定指導医である橋本知子先生より、専門的な視点から「髪と栄養、そして鉄」の関係について解説がありました。

秋冬に増えやすい髪悩みの原因。秋の髪は「夏の栄養状態の通知表」

橋本先生によると、秋に髪悩みが増える背景には、初夏からの長い夏場の生活習慣が深く関わっているとのこと。

「5月頃から急激な暑さが始まると、体に熱順応できず食欲が低下しがちになります。その結果、そうめんなど冷たくてのど越しのよいものばかりを食べる食事に偏り、たんぱく質や鉄などの重要な栄養素が不足しやすくなります。さらに、猛暑による強い紫外線(酸化ストレス)や、大量の発汗によって体内の鉄やミネラルが失われてしまいます。

エネルギーや栄養が不足した状態で夏を過ごした結果として現れるのが、秋の髪の変化です」(橋本先生)

橋本先生は、「秋の髪は、夏の栄養状態の通知表」と表現され、夏に蓄積した栄養不足が秋の髪トラブルを引き起こしていると指摘しました。

髪の「毛周期(ヘアサイクル)」と鉄の役割

資料作成:橋本知子先生

「髪には成長期、退行期、休止期という毛周期(ヘアサイクル)が存在します。夏場の栄養乱れや発汗によって鉄不足に陥ると、この毛周期が大きく乱れてしまいます。鉄は、髪を生み出す『毛母細胞(もうぼさいぼう)』の働きを支える重要な存在です。具体的な役割として以下の3点があげられます。

(1)エネルギー(ATP)の産生:毛母細胞が活動するためのエネルギーを作る。
(2)細胞分裂とDNA合成:活発な細胞分裂を支え、髪の成長を促す。
(3)酸素の供給:ヘモグロビンを介して毛根へ十分な酸素を届ける。

体内の鉄が不足すると毛母細胞がエネルギー不足・活動低下を起こし、本来は成長期にあるはずの髪が早期に休止期へと移行してしまいます。休止期に入った髪は数か月後に抜け落ちるため、秋になると急に抜け毛が増える、という現象につながるのです」(橋本先生)

貯蔵鉄「フェリチン」低下と髪の特徴

臨床の現場で多くの患者を診ている橋本先生は、「診察室に入ってきた瞬間に鉄不足(フェリチンの低下)だとわかることがある」と語ります。体内の貯蔵鉄を示す指標「フェリチン」が低い方には、以下のような髪の特徴が見られる傾向があります。

・髪が細く、ツヤがなくパサついている(かさついている)
・全体的にボリュームが少なく、髪の分け目が目立つ
・抜け毛が多く、切れ毛やチリチリとした毛が目立つ

なお、女性の髪の悩みには鉄不足だけでなく、甲状腺機能や女性ホルモンの影響も複雑に関係しています。

健やかな髪を育む栄養の「チームワーク」

資料作成:橋本知子先生

髪を健やかに育むためには、鉄だけをとればよいわけではありません。
橋本先生は「髪作りは栄養のチームワークが大切」だと強調します。家作りに例えると、それぞれの栄養素には次のような役割があります。

(1)たんぱく質(材料):髪の80~90%を占める成分「ケラチン」の材料となる、家を建てるための資材。
(2)鉄(大工さん):DNA合成や細胞分裂、エネルギー産生を担い、材料を使って家を建てる大工さん。
(3)亜鉛(支え):ケラチンの合成や細胞分裂をサポートする、家作りを支える存在。

資材(たんぱく質)が豊富にあっても、大工さん(鉄)がいなければ家は建ちません。この3つの栄養素に加え、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンA、必須脂肪酸などがチームとなって働くことで、初めて健やかな髪が作られます。

未来の髪を作るために今日から意識すべきインナーケア

資料作成:橋本知子先生

髪は1か月に約1cm伸びると言われており、「今日の食生活や栄養状態が髪の形となって表れるのは2~3か月後」です。

今日十分な栄養を届けることができれば、2~3か月後には太く丈夫でハリ・コシ・ツヤのあるキレイな髪が生えてきやすくなり、抜け毛も減少します。反対に、栄養が偏った食生活を続けていると、数か月後に細くツヤのない髪が増え、悩みにつながってしまいます。

シャンプーやトリートメント、ヘアオイルといった「今ある髪への外側からのケア」も大切ですが、それ以上に「これから生えてくる髪のための内側からのケア(インナーケア)」を継続して整えることが重要です。

毎日の補給をサポートする液状サプリメント「MINERALion(ミネラリオン)」

また、スピックが行った髪の実態調査では、多くの女性が鉄不足の自覚を持ちながらも、それが髪の悩みと結びついておらず、内側からのケアに取り組めていないことがわかりました。

鉄分を意識してとるようにしていても、日々の食事から必要な量の鉄分を毎日継続してとるのは簡単ではありません。食事で不足する日は、サプリメントをじょうずに活用することも方法です。

今回のセミナーで紹介されたのは、鉄をはじめとするミネラルを毎日の生活の中で手軽にとり入れるための液状サプリメント「MINERALion(ミネラリオン)」です。

【MINERALionの3つの特徴】
イオン化されている:体になじみやすい形状。
吸収性にこだわった設計:体内へのアプローチを追求。
豊富なミネラル配合:鉄に加え、16種類の必須ミネラルを含む数十種類のミネラルを配合。

持ち運びに便利なスティックタイプの包装(1包10g×30包入り/5,832円 税込)で、毎日ムリなく続けやすい工夫が施されています。外側からのヘアケアに加え、今日からの食生活と賢いサプリメント活用で内側からのインナーケアを継続し、2~3か月後の未来の美しい髪を育んでいきましょう。

【登壇者/監修】
橋本知子(はしもと ともこ) 先生
ももち浜クリニック。臨床分子栄養医学認定指導医/高濃度ビタミンC点滴療法認定医。
自身の乳がんをきっかけに分子栄養学に出会い、現在は分子栄養学的な検査・カウンセリングを通じて、病院に行くほどではない不調を抱える方々の診療にあたっている。

文/FYTTE編集部

関連記事

  1. Beautyあれ、また1本見つけた…。いつもの習慣が原因かも!? 白髪を増やさないための新習慣

    あれ、また1本見つけた…。いつもの習慣が原因かも!? 白髪を増やさないための新習慣

    0
  2. Beauty髪のなめらかさ実感! うねりやパサつき対策にも。ウエラ「アルタイム スムース」でツヤ髪へ #Omezaトーク

    髪のなめらかさ実感! うねりやパサつき対策にも。ウエラ「アルタイム スムース」でツヤ髪へ #Omezaトーク

    0
  3. Beauty気分がアガる! “自分に似合うツヤ”をまとう。髪も肌もうるおう『product(ザ・プロダクト)』のパーソナルカラー対応のマルチオイルに注目 #Omezaトーク

    気分がアガる! “自分に似合うツヤ”をまとう。髪も肌もうるおう『product(ザ・プロダクト)』のパーソナルカラー対応のマルチオイルに注目 #Omezaトーク

    0
  4. Beauty白髪ケアの新常識!使っている人増えています。今、「カラトリ」が人気な理由【毛髪診断士監修】

    白髪ケアの新常識!使っている人増えています。今、「カラトリ」が人気な理由【毛髪診断士監修】

    0

おすすめの記事PICK UP