A とりあえず１食抜く

ナイスチョイス!

１日３食、食べなくちゃ！と思わなくてOKです
一般に、１日３食、食べたほうがいいといわれますが、まったくお腹が空いていないのなら、ムリして食べなくてもよいでしょう。食事の基本は「お腹が空いたら食べる」です。

B バランスバーのような、栄養のありそうなバーを食べる

まあまあチョイス!

カロリーをよく見てチョイス！　
バランスバー、いわゆる栄養補助食品は、軽めのものからハイカロリーのもの、ある特定の栄養成分を補給できるものなど、種類はさまざまです。この場合、軽く済ませるために低カロリーのものを選ぶならOKです。注意したいのは、あまり考えないまま、ハイカロリータイプを選んでしまうケース。本人は軽食として食べたつもりでも、カロリーはしっかり１食分。あとで「お腹が空いたから」と、パスタなど食べてしまうと、カロリーオーバーになってしまいます。チョイスを間違えないように。

C スープなど軽めの食品で済ませる

ナイスチョイス!

たんぱく質や野菜がとれるサラダやスープがベストチョイス！
お腹があまり空いていないときは、軽めにすませるのが正しい選択。このとき、肉や卵、魚（たんぱく質）、野菜、海藻などがとれるメニューを選ぶのがポイントです。理想的なのは、冷しゃぶサラダ、ゆで卵とサラダなど。もっと軽くとるなら、チキンスープやしじみ汁などスープ類もgood。手軽さからいうと、インスタント食品を利用したくなりますが、塩分が多めなので、できれば避けたほうがよいでしょう。また、軽めといっても、パンだけ、うどんだけなど、糖質オンリーの食事はNGです。

Dいつもと同じ量を食べる

バッドチョイス!

脂肪になりやすいので注意！　炭水化物を減らして
お腹が空いていないときに食べると、脂肪に変換されやすいというデメリットがあります。つまり、お腹が空いていないのに同じ量を食べていると、太っていくことに！　少なくとも、炭水化物の量を減らしましょう。

【あんまりお腹が空いていないときのチョイス】
食事の時間になったら、お腹が空いていなくても同じように食べる。これは、太っている人の共通点です。いちばんの問題は、これを続けていくと「お腹が空いた」という感覚が乏しくなっていくこと。そうなると、お腹が空くまで待てなくなり、常にお腹が満たされていないとガマンできない状況に。健康面でもよくありませんし、太りやすくなってしまいます。お腹が空いたら食べる。これが正しい食べ方と、改めて認識しましょう。
現代の生活ではとにかく運動量が少なくなりがち。特に今のようなコロナ禍にあっては、運動量はさらに減っているため、お腹が空いていなければ、ムリして３食、食べる必要はないのです。
取材・文／野上 郁子　　イラスト／たなか のりこ