☆座談会メンバー☆
今回、座談会に参加したのは、ダイエット&食に精通する3名と、日々ダイエット取材にとり組む編集部員1名。
小山圭介先生
ダイエットトレーナー&メンタルコーチ。これまで2万人以上にダイエット指導を行ってきました。ダイエットオンラインサロン「小山圭介のダイエット革命」運営中!
https://fytte.jp/author/kkoyama/
浅野まみこ先生
管理栄養士、コンビニ外食研究家。企業向けの商品開発などコンサルティングの会社を経営。個人では、プロアスリートのパーソナルサポートなどを行っています。
https://fytte.jp/author/masano/
でぶみ・ゆうさん
ダイエットインスタグラマー。フォロワーは19.2万人(※2021年6月現在)。苦しいこともフォロワーさんと共感し合いながら、日々ダイエット情報を発信しています!
https://fytte.jp/diet/136614/
編集 森下
FYTTE編集部員。食べ盛りの子どもも満足するボリューミーな食事とダイエッター的な食生活の両立を模索しています。3児を子育て中。
大豆など植物性たんぱくの新時代⁉︎
―はじめに、読者の皆さんに選ばれた「使ってよかった」1位のラインナップを見て、どう感じられました?
有名な商品、おなじみのロングセラー系が強いなと感じました。私自身が使っているものもたくさん選ばれていましたし、これから使ってみたい商品も多かったです。
全体的に植物性食品やプラントベースのものが身近になってきているなと思いました。新型コロナウイルス感染拡大もあり、健康的な食品の使用頻度が多くなったのでしょうね。
そうですね。私もまず全般的に健康意識が高いなと感じました。少し前までは「たんぱく質」というと、肉類・魚類をイメージする人が多かったと思うのですが、最近ではそこに「植物性たんぱく」という発想も生まれるようになり、注目が当たっている印象です。
編集部でも、植物性の食品が増えて手軽に手に入るようになるなど、ずいぶん身近な存在になってきているなと感じていて。それで今年の『ダイエット&ヘルス大賞』では「植物系・植物性」の食品部門を新設したんですよね。思っている以上に読者のみなさんの関心の高さがうかがえる結果が出たと思いました。
―ところで植物性の食品というと、事前にうかがった参加者のみなさんのアンケートでも、『大豆のお肉のミートソース(カゴメ)』(植物系・大豆系肉類部門/使ってよかった1位)は浅野先生やでぶみさんが注目商品として挙げられていましたし、『キッコーマン豆乳シリーズ(キッコーマン飲料)』(植物系・植物性ミルクドリンク部門/使ってよかった1位)は、小山先生やでぶみさんが愛用していらっしゃいますよね。
そうなんです。『大豆のお肉のミートソース(カゴメ)』は、ケチャップのカゴメさんが作っているだけでおいしそうなのと、脂質が通常のミートソースの半分以下というのがいいですね。
大豆ミートは20年くらい前からありますが、日本ではここ数年で浸透してきた感はありますね。大手の企業が手がけることでクオリティも上がっていると思います。今後の広がりが楽しみな食材です。
ええ?! 大豆ミートって、20年前くらい前からあったんですね! この商品は、FYTTE大賞に投票してくれた読者のみなさんの評判も本当にいいので、私もとっても注目しています。
ぼくはトレーニングをしているので、『キッコーマン豆乳シリーズ(キッコーマン飲料)』の無調整豆乳を愛用しています。そのまま飲んでもおいしいですが、煮込み料理やカレーなど料理にも使いやすいですね。じつは個人的にも、“ゆるゆるヴィーガン生活”を実践中なので、料理のコクだしとしてもヘビロテしています。
私も特濃調製豆乳を愛用していて、みそと合わせて料理に使うことにハマっています。鮭をみそ+豆乳で煮込んだものを、冬は毎日のように食べていました。
たんぱく質を摂取するという意味で、豆乳はコンビニで買えるものの中で、低脂肪かつ高たんぱく質で摂取しやすいので、補助食品としてもおすすめしています。豆乳割りがおいしいので、個人的にはおみそ汁に入れたり、豆乳の甘酒割りも大好きです。
へぇ~、そうなんですね! 豆乳の甘酒割りはおいしそうです!
ヴィーガンやグルテンフリーも“引き”が強い
豆乳はスイーツに使われることも多くて、豆乳アイスも流行りましたし、豆乳プリンなどもありますよね。今はさらに進化して、“ヴィーガンスイーツ”も急上昇ワードかなと思います。
『キッコーマン 豆乳おからパウダー (キッコーマン飲料)』も植物系・調味料部門の「使ってよかった1位」に入っていましたが、ぼくもよく使っていて。こちらと豆乳と混ぜて、ココアやバナナを入れお砂糖なしでアイスクッキーを作ってみたことがあります。こういった素材を使えば“ヴィーガンスイーツ”を手作りできますよね。 それに『キッコーマン 豆乳おからパウダー (キッコーマン飲料)』は料理にも使い勝手がよく、ハンバーグのつなぎに使ったりもできるので、とても便利! あと、先ほどお話ししたように、ぼくは今“ゆるゆるヴィーガン”の生活なので、『豆乳グルト(マルサンアイ)』(植物系・植物性ヨーグルト部門/使ってよかった1位)や『豆乳シュレッド(マルサンアイ)』(植物系・調味料部門/使ってみたい1位)にも注目しています。
『豆乳シュレッド(マルサンアイ)』は、濃厚豆乳を原料としてチーズのように使えるとのことで、私も興味があるのですが、とくにヴィーガンなどを意識していないダイエッターにとってもよいのでしょうか。
そうですね、たしかに『豆乳シュレッド(マルサンアイ)』は、カロリーだけを見ればそれほど低いというわけではないんですよね。ただ、短期的なダイエットというよりも、もっと長期的にコレステロールや生活習慣病など健康を気にする方にいいと思いますよ。
―植物性食品ということで、大豆製品がいろいろ登場しましたが、バータイプの『SOYJOY抹茶&マカダミア(大塚製薬)』(グルテンフリー部門/使ってよかった1位)も強いですね。また『ザクザクしっとりスコーン(築野食品工業)』もグルテンフリー部門の「使ってみたい」1位に入っています。
『SOYJOY抹茶&マカダミア(大塚製薬)』は、大豆由来のたんぱく質がとれるのがいいですね。うちは甥っ子のおやつにもよく買っていますよ。 おやつのカロリーはだいたい300kcal以下に抑えたいところですが、『SOYJOY抹茶&マカダミア(大塚製薬)』は、おやつとしておいしく食べられて、栄養もとれる。149kcalで、満足度も高いので助かります。
おやつに栄養がプラスされ、カロリーはオフって、うれしいですよね! 『SOYJOY』シリーズは種類が豊富なのとバータイプで食べやすいというのがポイント高いです。編集部でもバー系のおやつは人気なんですよ。
FYTTEダイエット&ヘルス大賞ランキングはこちら!
https://fytte.jp/taisho2021/
植物性食品の広がりが話題の中心になった座談会。ここから腸活や減塩などダイエットに役立つ食生活のお話になっていきます。Vol.2に続く!
文/庄司真紀