【問題】
次の中で、いちばんカロリーが低い肉はどれだと思う？（100ｇ中）

□くじら肉
□豚ヒレ肉
□ラムもも肉
□馬肉

答えは………？

「くじら肉」です

上記の肉類の100ｇ当たりのカロリーは、「くじら肉」100kcal、「豚ヒレ肉」118kcal、「ラムもも肉」164kcal、「馬肉」102kcalです。くじら肉は、低カロリー・高たんぱく質・低脂肪で、「バレニン」というアミノ酸を多く含んでいます。これは赤肉に多く含まれているアミノ酸で、疲労回復効果や、抗酸化作用などがあり、老化防止予防などにも効果が高いと言われています。　また鉄分も多く含まれています。あまり目にすることはありませんが、貧血に悩んでいる方には、おすすめの肉類です。

「さくら肉」と言われているのは、次のうちどれ？

□和牛もも肉
□イノシシ肉
□うさぎ肉
□馬肉

「馬肉」です

「さくら肉」を使用した「さくら鍋」など聞いたことはあるでしょうか。馬肉は「さくら肉」と言われます。由来は諸説ありますが、肉の色がキレイなピンク色をしているところから来ているという説もあります。馬肉は、先ほどの問題でとり上げた「くじら肉」同様、低カロリーでヘルシーです。生で食す「馬刺し」をはじめ、すき焼きやみそ仕立ての鍋で食べられることが多いようです。

羊肉には、「マトン」と「ラム」があります。「ラム」とは、どんな肉を指す言葉？

□生後1年未満の羊肉
□生後3年未満の羊肉
□生後5年未満の羊肉
□生後7年未満の羊肉

「生後1年未満の羊肉」です

フランス料理で「ジビエ」と呼ばれる肉があります。次のうち「ジビエ」ではない肉は、どれだと思う？

□鹿肉
□牛肉
□うさぎ肉
□はと肉

「牛肉」です

「ジビエ」とは、フランス語で、狩猟で捕獲した野生鳥獣の食肉を意味します。ですので、豚や牛など食用に飼育されている家畜の肉は、「ジビエ」とは呼びません。ジビエを食べる文化は、ヨーロッパでは貴族の高級料理として発展してきました。日本では、原則11月15日～2月15日までが狩猟が解禁となり、これからがジビエ料理のシーズンとなります。

肉の種類によって、脂肪が溶ける温度＝「融点」が異なります。次の中で、「融点」がいちばん高いのはどれ？

□豚肉
□鶏肉
□うさぎ肉
□羊肉

「羊肉」です

脂肪分が溶け始める温度のことを、「融点」と言います。加熱調理をして溶けた脂肪分は肉になめらかな食感を与えるので、食べたときのコクや、おいしさにつながります。上記の中では、羊肉が高く、44～55℃ほどですので、温かい状態で食べるとおいしくいただけます。鶏肉などは、融点が低く30～32℃ほどです。人の体温より低いので、口の中に入れただけで脂肪分が溶け始めるため、比較的低い温度の料理でもおいしく食べることができます。