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女医もカット野菜を活用! 美と健康のために冷蔵庫に常備している食材とは?

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松村先生の冷蔵室

ドクターの冷蔵庫には、どんな食材が入っているの? 健康や美容のために、常備しておくとよい食材は? 婦人科医の松村圭子先生(成城松村クリニック院長)に、冷蔵庫の中身を写真付きで詳しく教えていただきました!

監修 : 松村 圭子 (婦人科医)

婦人科医。成城松村クリニック院長。日本産科婦人科学会専門医。元大妻女子短期大学非常勤講師。広島大学附属病院などの勤務を経て、2010年、成城松村クリニック開院。西洋医学のほか、漢方薬、サプリメント、プラセンタ療法などを治療に取り入れている。雑誌、Web、テレビなどメディアを通して、女性ホルモン、生理、更年期などについてわかりやすく解説。また、健康食コーディネーター、生涯学習インストラクター、女子栄養大学食生活指導士、食生活アドバイザー2級の資格を取得し、食事面の実践的なアドバイスも行う。著書『女30代からのなんだかわからない不調を治す本』(東京書店)、『女性ホルモンを整えるキレイごはん』(青春出版社)など。

Contents 目次

お惣菜のトレイばかりだった冷蔵庫の中身が自炊生活で変化

こんにちは。婦人科医の松村圭子です。

実は私、以前は自炊が全くできなかったんです。医師として栄養学の知識は持ちながらも、料理は性に合わないと決めつけていて、お惣菜や外食が多い食生活でした。でも、2年ほど前から自炊の楽しさに目覚め、冷蔵庫の中身が激変したんです。

以前の冷蔵室は、お惣菜のトレイがたくさん並び、冷凍室はガラガラの状態。アイスが入っているぐらいでした(笑)。

自炊を続けている今では、冷蔵室に作り置きおかずの容器が並び、冷凍室にはスーパーのポイント3倍デーにまとめ買いして冷凍した魚介、きのこ、野菜などがストックしてあります。

この冷蔵庫の中身の変化は、体調にもよい影響が出て、以前よりも便通がよくなり、肌もツヤツヤになりました。私は更年期世代なのですが、不調はまったくありません。

では、わが家の冷蔵庫の中身(冷蔵室・冷凍室・野菜室)を写真とともにお伝えしますね。

冷蔵室には…納豆、豆腐、卵、もずくを常備

《冷蔵室》

松村先生の冷蔵室

まず、こちらが冷蔵室の中身。必ず常備しているのは次の食材です。

・納豆、豆腐
納豆、豆腐には良質な植物性たんぱく質、ビタミン、ミネラルが含まれます。納豆は、発酵食品で食物繊維も豊富なので、腸活のためによく食べています。豆腐は、食べ切りやすい小分けのパックのものを選んでいます。

・卵
卵はアミノ酸スコアが満点で、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を含んでいます。朝食に納豆オムレツを作ったり、うどんなど麺類に卵をプラスしたり。たま~にカップラーメンが食べたくなるのですが(笑)、そんなときも、お湯を注いで卵を割り入れます。

・もずく
もずくのヌルヌル成分は、水溶性食物繊維の一種のフコイダンやアルギン酸。もずくも腸活のために、よく食べています。3個パックのものは1食ずつ使いやすいので便利。サラダのドレッシングにしたり、冷奴にかけたり、スープに使ったり、いろいろな使い方ができますよ。

ほかに、帰ってきてすぐ食べられる作り置きおかず、日持ちするお惣菜もストックしてあります。

・作り置きおかず
下段の中央に重なっているのが、週末に作った作り置きおかずの容器。上段のホイルに包まれたものは、夕食で作ったズスキのホイル焼き。主菜は2人分作って、半分を翌日のお弁当のおかずにします。

・日持ちするお惣菜
上段の左右の端にあるのが、おでん、鶏の炭火焼など日持ちするお惣菜です。基本的に自炊をしていますが、疲れて帰ってきて「今日は簡単に済ませたいな」という日は、日持ちするお惣菜が冷蔵庫にあると気持ちがラクです。

冷凍室には…魚介、便利な冷凍野菜がぎっしり

《冷凍庫の引き出しの上段》

松村先生の冷凍室

《冷凍庫の下段》

松村先生の冷凍室2

上の2つの写真は、冷凍庫の中身です。ストックしてあるのは…

・冷凍カット野菜 
昨年の冬は、野菜の価格が高騰したこともあり、価格が安定している冷凍野菜を活用しました。市販の冷凍野菜は旬の時期に収穫して加熱・冷凍しているため、栄養が保たれています。写真は、冷凍ブロッコリー、きざみオクラ、カットほうれん草。グリル野菜(ズッキーニ・パプリカなど)のミックス、枝豆。野菜をまとめ買いし、ゆでて冷凍保存することもあります。

・冷凍きのこ
きのこには、ビタミンB2や食物繊維が豊富。冷凍することで旨味が増すので、安いときにたくさん買って冷凍保存しています。しいたけは石づきを取り、マッシュルーム、エリンギは丸ごと冷凍。

・魚の切り身、シーフードミックスなど
私は肉より魚が好きなので、いろいろな種類の魚介がストックしてあります。写真は、冷凍した金目鯛、かじき、たらの切り身、シーフードミックス、ほたて、蒸しかき、ムール貝。魚介類には、良質なたんぱく質やDHA、EPAなどが含まれます。

・お取り寄せした餃子
下段の右上にあるのは、おうちでレストランの味を楽しみたくてお取り寄せした冷凍餃子。外食が減った分、おうちごはんをちょっとリッチにすると、自炊が楽しく続きます。

他には…

上段の右上にあるのは、みそ。塩分が含まれるので冷凍しても凍らず、風味が落ちにくくなります。その横は、たきこみごはんのミニおにぎり。余ったら冷凍してランチで食べることもあります。

下段の左下にあるのは、ローソンのネットスーパーで購入した、低糖質なブランパン。電子レンジでチンして食べられます。

野菜室には…お弁当に便利な野菜、旬の野菜を

《野菜室》

松村先生の野菜室

こちらは、野菜室の写真です。(この日は買い物前なので、野菜が少なめです)

・ミニトマト
料理ができなかった私が自炊をするようになって、友人が手土産に野菜をくれるようになりました。この日はミニトマトや葉野菜がたくさん入っています。ミニトマトは、お弁当のすき間埋めにも便利です。

・春菊
左下にあるのは、春菊。鍋物だけではなく、生で食べるのもおいしいんです。冬は春菊のサラダにハマって、毎日のように食べていました。

・ブロッコリー、カリフラワー
花野菜のブロッコリー、カリフラワーは、ビタミンCなど抗酸化成分が豊富で、よく購入する野菜です。ゆでてストックしておき、付け合せやお弁当に使うこともあります。

・糖質、プリン体オフのお酒
下段奥は、お酒。糖質がないハイボールや発泡酒を選んでいます。

 

冷蔵庫の中身をここまで詳しく紹介するのははじめてでしたが(笑)、わが家の食生活が見えてきたのではないでしょうか。買い物は週2回ほどなのですが、冷凍庫を活用すると食材が長持ちしてムダなく使い切ることができ、自炊が続けられます。健康のために、冷蔵庫の中身を見直してみてください。

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