問題
人気お菓子の定番「シュークリーム」。「シュー」の意味は、次のうちどれだと思う？

□赤かぶ
□かぼちゃ
□キャベツ
□玉ねぎ

答えは………

「キャベツ」です

「シュークリーム」の「シュー」は、フランス語で、「キャベツ」という意味になります。まわりの生地を焼いたときに、表面にキャベツを思わせる亀裂（きれつ）が入り、中が空洞に焼き上がります。ちなみに「クリーム」は英語ですので、「シュークリーム」は日本独自の名称になります。フランス語では、「シュー・ア・ラ・クレーム」、英語では「クリーム パフ」と言います。

「フォレ・ノワール」というフランス菓子の説明としてふさわしいのは、次のうちどれ？

□りんごのタルト
□ラ・フランスのムース
□コーヒー味のロールケーキ
□サクランボ入りチョコレートケーキ

「サクランボ入りチョコレートケーキ」です

「フォレ・ノワール」というお菓子の名前を聞いたことがあるでしょうか。「フォレ・ノワール」とは、チェリーの産地として有名なドイツの森林地帯（シュバルツバルト）＝黒い森の意味。ココアの入ったスポンジ生地にサクランボのコンポートや、キルシュというサクランボのお酒を使って作るチョコレートケーキです。

日本語で「金融家」や「資本家」などを意味する名前がついたお菓子は、次のうちどれ？

□マドレーヌ
□フィナンシェ
□マカロン
□ボンボンショコラ

「フィナンシェ」です

答えは「フィナンシェ」です。フランス菓子のひとつである「フィナンシェ」は、アーモンドパウダーや、たっぷりの焦がしバターを使った、コクと風味が豊かな濃厚な味わいの焼き菓子。形が金の延べ棒に似ているところから「お金持ち」を意味する「フィナンシェ」という名前がついたと言われています。似たお菓子に、シェル型のマドレーヌがあります。マドレーヌはフィナンシェと生地は似ているものの、レモンの風味などを効かせ、フィナンシェよりも口当たりのやさしいふんわりとした甘みが特徴です。

食後のお茶やコーヒーと一緒にいただくことが多い「コンフィズリー」というひと口サイズのお菓子。これは、どういうものだと思う？

□チョコレートを使ったお菓子
□クッキーなどの焼き菓子
□キャラメルなどの砂糖菓子
□フルーツを使ったお菓子

「キャラメルなどの砂糖菓子」です

レストランなどで食事をしたとき、最後にコーヒーなどと一緒に出てくる、ひと口で食べられるお菓子を「ミニャルディーズ」と言います。「コンフィズリー」もその中のひとつ。砂糖菓子とか、糖菓と呼ばれるもので、ヌガーやマシュマロ、キャラメルなどが、これに当たります。

「プリン」に似た、「クレームブリュレ」というお菓子があります。「プリン」と「クレームブリュレ」の違いを説明したものとして、間違っているものは次のうちどれ？

□「プリン」は蒸し焼きにして固め、「ブリュレ」は冷やし固める。
□「プリン」は牛乳を使用し、「ブリュレ」は牛乳と生クリームを使用する。
□「プリン」はグラニュー糖を使用し、「ブリュレ」はフランス産の砂糖を使用する。
□「プリン」はカラメルソースを使用し、「ブリュレ」は砂糖を焦がして表面を固める。

「「プリン」は蒸し焼きにして固め、「ブリュレ」は冷やし固める。」です

「クレームブリュレ」というお菓子は、「プリン」に似ていますが、異なる点もいろいろあります。プリン液は基本的に卵、牛乳、砂糖が主体。蒸し焼きにして作り、なめらかな食感が楽しめます。クレームブリュレも同じようにブリュレ液を蒸し焼きにして作りますが、ブリュレ液には生クリームをプラスするため濃厚な味わいになります。また、プリンは砂糖を焦がしてソースにしたカラメルソースを使用しますが、クレームブリュレの場合は、表面にフランスの砂糖である「カソナード」をふって、バーナーなどで焦がします。表面にできたカソナードの層をパリンと割りながらいただくお菓子です。