ついつい冷蔵庫の中で余りがちになってしまう食材「にんじん」。にんじんを使うカレーや肉じゃがなどの定番料理以外にも、副菜やおつまみとして楽しめるとっても簡単なレシピがたくさんあります。今回は、管理栄養士・こじまえみさんのレシピから、にんじんを使ったヘルシー作り置きを3つご紹介。あと一品ほしい!というときに、ぜひおためしください。
Contents 目次
重ね蒸しで簡単! 「にんじんとハムのナムル」
【材料】(作りやすい分量)
にんじん…中1本(約180g)
ロースハム…1パック(約40g)
水…大さじ2
塩…少々
(A)
ごま油…大さじ1
しょうゆ…大さじ1/2
白いりごま…大さじ1/2
【作り方】
(1)
にんじん、ロースハムはせん切りにする。
(2)
小さめのフライパンに水、にんじんを加えたら塩をふりかけ、ロースハムを重ねる。フタをして超弱火で12分じっくり蒸し焼きにする。
(3)
(2)に(A)を和えて完成。
【ヘルシーポイント】
にんじんに含まれるβ-カロテンは脂溶性のビタミンなので、ごま油と和えてナムルにすると吸収がよくなります。そのほかにも、腸内環境を整えてくれる食物繊維も豊富です。重ね蒸しなら、ゆでこぼさないので水溶性のビタミンやミネラルも逃さず調理できますよ。日持ちは冷蔵で3日、冷凍で5日ほどです。
免疫力アップにおすすめ! 「ミントキャロットラぺ」
【材料】
にんじん…小2本(約300g)
水…大さじ2
塩…少々
ポン酢…大さじ2
オリーブオイル…大さじ2
はちみつ…大さじ1/2
レーズン…30g
ミント…適宜
【作り方】
(1)
フライパンに水、せん切りにしたにんじん、塩を加えてふたをして超弱火で15分じっくり蒸し焼きにする。
(2)
(1)にポン酢、オリーブオイル、はちみつを混ぜたものを和え、レーズンを加える。仕上げにミントを散らしたら完成。
【ヘルシーポイント】
にんじんはむくみが気になるときにとりたいカリウムが豊富です。日持ちは冷蔵で3日、冷凍で5日ほどです。
栄養を逃がさず調理!「せん切りにんじんのガーリックしょうゆ蒸し」
【材料】(1人前)
にんじん…中1本(約250g)
水…大さじ1.5
(A)
塩・こしょう…各少々
にんにく…適量
しょうゆ…小さじ1
ごま油…小さじ2
【作り方】
(1)
にんじんはせん切りにする。
(2)
フライパンに水と(1)を加えて(A)をかけたら、ふたをして弱火で10~12分蒸し焼きにする。お好みのかたさになったら火を止める。
(3)
(2)にごま油を加えて和えたら完成。
【ヘルシーポイント】
にんじんにはビタミンA(βカロテン)やビタミンCが豊富で、ビタミンAは免疫力アップしたい人におすすめです。また、ビタミンCは肌を健やかに保つのに効果的なので、紫外線が気になってくるこれからの季節に役立ちます。蒸し焼きにすることで素材の甘さを引き出し、薄味でもおいしく食べられますよ。日持ちは冷蔵で3日、冷凍で5日ほどです。