問題１　次の夏野菜のうち、カリウムを一番多く含んでいるものはどれ？（100ｇ当たり）

□オクラ
□きゅうり
□とうもろこし
□トマト

「とうもろこし」です

上記を100ｇで比較した場合、含まれているカリウムの量は、上から260mg、200mg、290mg、210mg。どれも多く含まれていますが、「とうもろこし」にとくにたっぷり含まれていることがわかるでしょう。汗を多くかく、これからの暑い時期は、水分補給だけでなくカリウムなどのミネラル分も補給する必要があります。夏野菜にはカリウムが多く含まれているものが多いので、日々、食卓に夏野菜を多くとり入れて、夏バテにならない体にしたいですね。

問題２　次の野菜のうち、ビタミンＣが一番少ない野菜はどれ？（100ｇ当たり）

□小松菜
□菜の花
□ブロッコリー
□赤ピーマン

「小松菜」です

上記の野菜（100ｇ当たり）に含まれているビタミンＣは、上から39mg、110mg、140mg、170mg。野菜は全般的に、ビタミンＣが多く含まれていますが、なかでも「赤ピーマン」や、「菜の花」「ブロッコリー」などは、とても豊富です。ビタミンＣは水に溶けやすく、熱の弱い性質をしていますので、生で食べられる野菜は、ビタミンＣ補給に、とてもおすすめです。いろいろな野菜を組み合わせて食べるようにするとよいでしょう。

問題３　次の野菜100ｇのうち、塩分がゼロではないものはどれ？

□ほうれん草
□キャベツ
□ピーマン
□にんじん

「にんじん」です

野菜自体の塩分を意識したことは、ありますか？　野菜は、すべて塩分ゼロだと思っている方もいると思いますが、微量に含まれているものもあります。上記の中ではにんじんは、100ｇ中0.1ｇと、ほんの少しですが塩分を含んでいます。とはいえ、この数値は「塩分を含んでいるから…」と敬遠するほどの塩分量とは言えないでしょう。

問題４　次の野菜料理の中で、野菜の重量が一番少ない料理は、どれだと思う？

□生野菜サラダ（レタス３枚+きゅうり1/2本+トマト1/2個）
□なすのお浸し（なす２本）
□コールスローサラダ（キャベツ１枚+にんじん1/4本）
□ピーマンのおかか和え（ピーマン４個）

「ピーマンのおかか和え（ピーマン４個）」です

野菜の大きさにもよりますが、おおよそのグラム数は、上から185ｇ、160ｇ、145ｇ、120ｇとなりますので、重量として少ないのは「ピーマンのおかか和え（ピーマン４個）」です。野菜は１日の中で、350ｇを目安に摂取するように言われています。上記の中には、１日分の約半量をとれる副菜もありますね。野菜はサラダやおひたしとして食べるイメージがありますが、メインのおかずに加えたり、主食となるご飯や麺類などに組み合わせたりすると、無理なく「350ｇ」という分量を摂取することができますよ。

問題５　次の野菜を同じ分量で比べた場合、一番廃棄率（食べられない部分の割合）が高いものは、どれだと思う？

□枝豆
□とうもろこし
□とうがん
□ゴーヤ

「とうもろこし」です

皮ごと食べられて廃棄率がほとんどない野菜も多いですが、上記は、さやの部分や芯の部分など、下処理をして廃棄するところが出てしまう野菜類です。廃棄率は上から順に、約45％、50％、30％、15％。野菜の量を意識して食べている人には、おおよその目安になるかと思います。