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夏バテ・熱中症早期化の危機! 対策に進化系スムージーがおすすめ

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気象庁の予報によると、2026年の春夏は「10年に1度程度」とされる異例の高温が続き、夏バテや熱中症の”早期化”が懸念されています。とくに注意したいのは、睡眠不足と朝食欠食が重なる通勤・通学時の「隠れ熱中症」。こうした状況に対し、九州大学大学院農学研究院の広瀬直人教授、宮﨑義之准教授が、食の健康習慣と進化系スムージーを早期対策として提案しています。
本記事では、今日からできる食習慣とおすすめのスムージーをご紹介します!

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

今年は10年に1度の暑さ!? 夏バテや熱中症リスクに注意

気象庁が2026年3月24日に発表した季節予報では、向こう3か月の気温が全国的に平年より高い見通しであることが示されています。さらに偏西風の蛇行により季節の進みが早まり、平年より早い真夏日の観測も懸念されています。

とくに今年は、寒暖差の大きかった冬を経て、体が慣れる前に夏の暑さが到来するリスクが高いと考えられます。この急激な気温変化は自律神経を乱し、免疫力の低下・食欲不振・倦怠感といった不調を引き起こすことから、例年であれば夏本番に起こっていた夏バテが、春先から発生してしまう可能性が指摘されています。

参照:日本気象協会「ウェザーマーケティングレポート Vol.5」、気象庁「3か月予報(2026年3月24日発表)の解説」

夏バテの4大原因&熱中症には、早期対策がポイント

夏バテ4大原因

夏バテの4大原因とは

1.冷たい麺類など炭水化物中心の食事で栄養不足になる
2.汗として大量の水分やミネラルが失われ脱水になる
3.屋内外の寒暖差による冷えで自律神経が乱れる
4.熱帯夜の暑さでふだんより睡眠不足になる

食欲不振や倦怠感といった夏バテは、上記の複数の要因が重なることで引き起こされます。とくに今年は、猛暑の早期化が懸念されており、対策の遅れがそのまま体調不良につながるリスクが高くなってしまいます。

意外な落とし穴!? 通勤・通学時の「隠れ熱中症」

さらに、猛暑の影響で心配されるのが熱中症です。熱中症は急速な脱水と体温上昇により発生するため、気温が上昇することで夏バテと同じく発生リスクが高くなります。

そして見落とされがちなのが、朝の通勤・通学時に潜む「隠れ熱中症」のリスク。睡眠不足などで疲れが残った朝は食欲が低下し、朝食を抜きやすくなります。その結果、エネルギー・栄養・水分が不足した状態のまま外出することになります。この状態で猛暑の中や満員電車での通勤・通学を行うことで、気づかないうちに体調が悪化し、「隠れ熱中症」のリスクが高まると考えられます。

従って、“朝食に何をとるか”が、リスクを軽減するひとつのカギとなります。

こうした状況に、九州大学大学院農学研究院の広瀬直人教授、宮﨑義之准教授が食の健康習慣とおすすめのスムージーを提案しています。

免疫と腸内環境を整える「ヌメ活」が効果あり!

食材画像

「ヌメ活」とは?
「ヌメ活」とは、九州大学大学院農学研究院に所属する「食と免疫」を長年研究する研究者たちが提唱する食の健康習慣です。もずくやオクラ、なめこなど、いわゆる「ヌメヌメした食材」を日々の食事にとり入れることで、腸内環境の改善や免疫力の向上、抗炎症作用、代謝促進といった総合的な健康効果が期待されています。

食材ごとに異なるヌメリ成分を組み合わせ、栄養バランスを補いながら、年代や性別に応じた生活課題や、夏バテなどの季節ごとに変化する健康課題に対応できる点が特徴で、昨年、夏バテ予防の新たな健康習慣として話題となりました。

「ヌメヌメ~」の響きが苦手な人もいるかもしれませんが、食材としては身近にあるもので、おいしくいただけるものばかりです。

「フコイダン」が免疫と腸内環境によい

この「ヌメ活」のカギと言える成分のひとつ、もずくに豊富に含まれるヌメリ成分「フコイダン」です。「フコイダン」には、免疫機能のサポートや抗炎症作用、腸内環境の改善といった働きが報告されており、体のコンディションを内側から整える役割が期待されています。

また、海藻類であるもずくは、「ヌメ活」食材のなかでもとくにミネラルを多く含み、汗と共に発散され不足しがちな栄養素を補うことができる食材でもあります。そのため、もずくは「免疫力向上」「腸内環境改善」、そして「ミネラル補給」という3つの観点から、夏バテ対策に適した食材として注目されています。

栄養と水分補給もできる進化系「ヌメ活スムージー」

そこで2026年、広瀬教授と宮﨑准教授が推奨するのが、飲みものとして摂取できる「ヌメ活スムージー」です。

夏バテによる食欲不振で朝食をとることが難しい状況でも、スムージーであればムリなく栄養や水分の補給が可能。もずく由来のフコイダンによる免疫サポートに加え、ミネラル・ビタミン・エネルギーを同時に補給できます。通勤・通学前の1杯としてとり入れることで、朝の栄養不足を補い、隠れ熱中症リスクの軽減につながります。

スムージーのベースは、フルーツと豆乳なので、もずくが苦手な人でもおいしく飲めるレシピとなっています。

スムージー

【ヌメ活スムージー 基本レシピ】

<材料>
(ベース食材)
もずく酢(生もしくは市販のもずく酢) 0.5~1パック(30g)程度
バナナ 1本
豆乳または牛乳 150ml

(ヌメ活野菜 2種類程度)※一例
モロヘイヤの葉 20g
オクラ 1本

(お好みで)
レモンしぼり汁 小さじ1
はちみつ、またはオリゴ糖 小さじ2

<作り方>
1.バナナ、オクラ、モロヘイヤをひと口大に切る。
(オクラは板ずりして水洗いし、ヘタを落とす。モロヘイヤは太い茎を除いて葉を摘む)

2.ミキサーにすべての材料を入れ、なめらかになるまで撹拌する。

おすすめの食材組み合わせ4選

スムージーのほか、料理としてとり入れる場合のおすすめの組み合わせをご紹介します。

【めかぶ・トマト】レシピ案:めかぶとトマトの冷製パスタ
めかぶには、アルギン酸とフコイダンが含まれており、血糖値調整と整腸作用をもたらします。トマトは、リコピンの抗酸化作用で紫外線ダメージを軽減します。

【長芋・梅干し】レシピ案:長芋とオクラの梅和え
長芋は、ジアスターゼが消化促進に役立ち、マンナンが免疫サポートに適しています。梅干しは、クエン酸による疲労回復と食欲増進に効果的です。

【めかぶ・豆腐】レシピ案:めかぶと豆腐のスープ
めかぶには、アルギン酸とフコイダンが含まれており、血糖値調整と整腸作用をもたらします。豆腐のイソフラボンは抗酸化作用やホルモンバランス調整作用を持ちます。

【もずく・うなぎ】レシピ案:もずく入りうざく
もずくは、フコイダインが豊富に含まれているため、免疫力の向上やアレルギー緩和、生活習慣病の予防に寄与します。うなぎは、ビタミンEと疲労回復、粘膜の保護に有効な食材です。

今年の夏に有効な対策として、九州大学の研究チームが提唱する「ヌメ活」、そして進化系「ヌメ活スムージー」がおすすめ。もずくのフコイダンを中心とした食材が、免疫力・腸内環境・ミネラル補給という3つのアプローチで体を内側から守ります。
食欲がなくても飲めるスムージーを朝の習慣にとり入れることで、今年の過酷な夏を健康に乗り越える一助となりそうですね!

 

監修者:九州大学大学院 農学研究院 食品免疫機能分析学寄附講座 教授 広瀬直人先生

監修者:九州大学大学院 農学研究院 食品免疫機能分析学寄附講座 教授 広瀬直人先生

大阪府立大学大学院修了、博士(農学)。食品メーカー、沖縄県農業研究センターおよび工業技術センターにて、主に農産物の加工利用研究に従事。鹿児島県立短期大学教授を経て2024年より現職。ヴェントゥーノ社が九州大学に持つ寄附講座にて、食品の加工と免疫機能に関する研究を幅広く実施している。

監修者:九州大学大学院 農学研究院 食品免疫機能分析学寄附講座准教授 宮﨑義之先生

監修者:九州大学大学院 農学研究院 食品免疫機能分析学寄附講座准教授 宮﨑義之先生

九州大学大学院農学研究院で博士号取得後、同大医学部研究員、佐賀大学医学部助教。2016年に九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門准教授に就任。
国内で初期からフコイダンの免疫メカニズムを解明する研究に携わり、現在はヴェントゥーノ社と共同で、幅広い食品の免疫機能に関する研究を実施している。
ノーベル賞受賞者を輩出する、世界各国で活躍する免疫学者が一同に集う世界最大規模の学術組織「アメリカ免疫学会」でフコイダンの免疫に関する論文を発表している。

 

文/FYTTE編集部

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