ここ数年ずっとスマートウォッチを探していました。5年前まではMisfitというブランドのブレスレットタイプのスマートバンドを使っていました。スマホを持つようになって以来、個人的に時計の必要性を感じなくなり、腕時計というものが不要に感じてしまい、デザインもよかったので、気に入っていました。が、２台使ったのですが、なかなか日本では購入しづらくてやめてしまって以来、悩んではやめ、また探しては悩み、をくり返していました。

最近ではまた考えが変わり、時計としても機能するものがいいと思い始めていたので、見た目はいわゆる普通のアナログ時計タイプのものを中心に、どこのブランドがいいかな～と見ていたのですが、夜寝るときも着けることを考えると、やっぱりそれなりの大きさのある時計タイプは邪魔かな～など。堂々めぐりでなかなか「これ」というものに出合えていませんでした。

ただ、ずっとあこがれていたのがガーミン。お値段もそこそこしますが、やっぱり時計タイプなどもデザインがよくて迷っていたところ、バンドタイプの新商品（GARMINのvivosmart５）を見つけ、バンドの色に一目ぼれして、買ってしまいました（最近ミントグリーンに心惹かれている）。そう５年ぶりに私の腕にスマートバンド（ウォッチ）が帰ってきたのです。

私がスマートウォッチに求めるのは、歩数と睡眠です。それならたいていのものについているじゃないか、とツッコミを受けそうですが、やっぱり自分の腕にほぼ１日中着けているものなので、気に入ったビジュアルでないと気分が乗らないですよね。

そして久々にスタートした自分を可視化する生活ですが、じつに楽しいものです。さきほど主に注視するのは歩数と睡眠と言いましたが、毎朝起きて睡眠の質をチェックするのが日課となりました。スコアがいいと気分がいいし、「今日の目覚めの感じでいくと、だいたいこのくらいのスコアかな」と予想してみたりして。この自分の感覚とデータが一致してくるとより自分を深く知ることができている証拠とも言えると思うので、その域に達するまでしばらくやってみたいと思います。

やはり単に長く眠ればいいわけではなく、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、覚醒の度合いでスコアもまったく違ってきます。よく寝入りばなをいかに深く眠るかという話を聞きますので、スコアもそこをよく見ています。

さらに歩数ですが、これはもう想像以上に少なくて、テレワークのときは本当に散歩グセなどをつけないとまずいと実感します。なんとなく気づいていたけれど、いざ数字で見せられると愕然とします。でも、１時間ごとに動いていないとアラートがくるので、「あ、ストレッチでもしておこうか」とは思うようになりました。仕事をしていると本当に１時間があっという間で、すぐにこのアラートがくるのですが、それほど自分は１時間くらいは余裕で座りっぱなしなのだな、とかえって恐ろしくなるほどです。

そのほかわかることとしては、心拍、ストレスレベル、呼吸数、ボディバッテリー、カロリー（安静時と運動消費）などです。ストレスレベルなんて、平日と休日で明らかに数値が違うので本当に面白いです。あとは水分補給するごとに追記すればそちらもデータとしてためられますし、運動するごとに、動きを指定すれば（ウオーキング、筋トレ、カーディオ、ピラティス…など行った運動が選べる）、それによる時間、消費カロリー、平均心拍を出してくれます。なので私は、ピラティスのレッスン前にボタンを押しておき、レッスン後にチェックするとこのあたりの数字が出てくる、という仕組みです。これまた記録されること自体が「やった感」があってすごくテンションがあがります（これしか消費してないのか～と思うこともありますが）。

まだスタートしたばかりですが、自分の足りていないことも、がんばったことも、このバンドひとつでまるっと記録してくれるって、やっぱりすごいことですよね。１日の終わりにデータを見るのも、朝起きてデータを見るのも、１週間のデータをまとめて見るのも、どれも楽しいです。つど自分の体と心について見直しますし、すごくいい健康管理になっていると感じます。これからももっと使いこなして、自分を磨き上げていきたいと思います！

（編集長ホボ）

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