少し前までは、筋肉も脂肪も少ないただ細いだけの脚に憧れる女性が多くいました。しかし最近では、筋トレを積極的にとり入れる女性が増加し、適度に筋肉がつき、引き締まった脚を目指す人が増えています。そこでコンディショニングトレーナーの桑原弘樹先生に、脚を鍛えるトレーニング法を教えていただきました。
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「もう限界!」だと感じてからが、ほんとうの勝負!
筋肉は大きく分けて2種類あります。持久力を持つ遅筋と、瞬発力を持つ速筋です。そのうち、筋肥大が起きるのは速筋だけ。しかも速筋は、遅筋がギブアップしてからでないと刺激されない部位なのです。「しんどい」と思った瞬間にトレーニングをやめてしまう人も多いと思いますが、それでは速筋に刺激を与えることはできません。筋肥大を起こすためには、限界を感じてもそこから歯を食いしばり、さらに2~3回続けることが大切になってきます。
筋肉量を増やしたいのであれば、そのことを忘れずに!
それでは、桑原先生おすすめのトレーニングメニューをさっそく見てみましょう。
フルスクワット(目安回数:10回×3)
キングオブエクササイズと呼ばれ、脚のほか、太ももやお尻、体感など、全身を鍛えることができます。
1、胸の前で両腕を組み、脚を肩幅に広げて立ちます。
2、お尻を後ろに引きながら胸を張ってゆっくりとしゃがみましょう。このとき、ヒザが前に出過ぎてしまうのはNG。これを10回繰り返し、3セット行います。
次は、通常のスクワットよりも脚を広げて行うワイドスクワットをご紹介!