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CATEGORY : フィットネス |ヨガ

180度どこから見ても美人顔♡ 目や口、顔の左右差を整える顔ヨガ

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顔ヨガインストラクター・小林かおる先生の写真

美人の条件のひとつに挙げられるのが、シンメトリー(左右対称)な顔立ち。人気の芸能人は、ほぼ例外なくシンメトリーな顔立ちであることが多いといわれています。あなたの顔は、左右のバランスが整っていますか? アンバランスだと自信が持てませんよね。
今回は、顔ヨガインストラクターの小林かおる先生に、アンバランス顔の原因と、それを改善する顔ヨガを教わりましょう

監修 : 小林 かおる

コアフェイストレーニング協会インストラクター。顔ヨガ協会インストラクター。ポスチャーウォーキングインストラクター。美しい姿勢と歩き方の講師として9000人以上を指導する中、自分を含め笑顔が苦手な人が多いことに気が付き、間々田佳子氏に師事。顔トレに目覚め、インストラクターとなる。顔トレのよさは自ら実証済みで、写真からも一目瞭然。「1回で変わる」「結果の出るレッスン」に定評がある
https://kaoru-studio.com/

Contents 目次

もともと人間の顔は左右非対称にできている

「手に利き手があるように、顔も使いやすいほうばかり使いがちです。パッと見たとき、あきらかにほおの位置が違う人は、日ごろのクセが大きく影響しています」と小林先生。

クセとひとくちにいってもさまざまですが、主にあげられる例として、
・利き目ばかり使う
・片側の歯ばかり使ってものを噛む「噛みグセ」
・片側ばかりほおづえをつく
・同じほうばかり向いて寝ている

といったことがあります。

本来であれば左右の筋肉を均等に使う動作を、片側ばかりで行うことで筋肉のつき方に偏りが出て、左右非対称(アンバランス)になっていくと考えられています。

利き目ばかり使うと目の大きさにも違いが出ます

「誰もが長時間、無意識に行っているクセのなかに、利き目ばかり使うことがあります。この利き目とは、利き手や利き足のように、よく使う左右のどちらかの目のこと。まずは、自分はどちらが利き目か、調べてみましょう」(小林先生)

【利き目テストのやり方】
1、両手の人さし指と親指同士を合わせて三角形をつくったら、顔の前にまっすぐ伸ばします。
2、その三角形の中に、数メートルほど離れたところにある時計や置きものなどが収まるようにします。手でつくったファインダーの中に、被写体を入れ込むイメージです。
3、三角形の中のものを見たまま、右目を閉じます。目を開けたら、次に左目を閉じます。

「さて、どちらの目をつぶったときに、三角形の中に収めたものが大きくズレましたか?
そのズレが少なかったほうが、あなたの利き目です。利き目のほうをよく使うため、一般的に利き目の瞳が大きくなります。こうしたクセも顔が左右非対称になる一因です」(小林先生)

人間の顔はもともと左右非対称でできていますが、問題はその差がいかに大きいか、ということ。

「人とそっくりなAIアンドロイド(ロボット)をつくるときにも、人間らしさを出すためにわざと顔を左右非対称に作ったと聞きますから、左右非対称は人間らしさの証かもしれません。ですが、顔の左右のバランスが整っていたほうが顔立ちはきれいに見えますし、どこか落ち着いた印象を与えます。アンバランスな部分は、顔ヨガで整えていきましょう」

目や口の高さを合わせる、「口角目線ブランコ」

目尻、口角の上がり方は、左右均等ですか? どちらかが引きつっていませんか? 使ってない側ほど目尻や口角が下がりやすくなるので、顔ヨガで整えていきましょう。左右同じように行い、やりにくいほうがあったら多めに行ってください。

顔ヨガインストラクター・小林かおる先生の写真

1、口角と目線を右ななめ上に向け、5秒キープ×2セット。口角が上がらない場合は、手でサポートしてもOK。

顔ヨガインストラクター・小林かおる先生の写真

2、1とは逆に口角と目線を左ななめ上にし、5秒キープ×2セット。こちらも口角が上がらない場合は、手でサポートしてもOK。反対側も行い、どちらかやりにくいほうがあったら、そちらの回数を2セットほど多めに行いましょう。使われていなかったほおの大きな筋肉、大頬筋と、目のまわりの眼輪筋を鍛え、左右のバランスを整えます。

左右バランスを整える&リフトアップを叶える「こめかみリフト」

耳の横の側頭筋を上に引っ張り、フェイスラインの筋肉を引き上げながら、ゆるみやすい舌筋(舌の筋肉)を鍛える顔ヨガです。左右のアンバランスさを改善するだけでなく、あご下のラインがすっきりする、フェイスラインがリフトアップする、目がぱっちりしてくるといった効果も期待できます。

顔ヨガインストラクター・小林かおる先生の写真

1、頭が傾かないように注意しながら右手を頭の上からまわし、手のひらを左のこめかみに置き、こめかみを大頬骨筋(ほおの大きい筋肉)の流れを沿ってななめ上に引き上げます。肌表面だけでなく、筋肉までしっかり引き上げましょう。

顔ヨガインストラクター・小林かおる先生の写真

2、頭を右に倒します。

顔ヨガインストラクター・小林かおる先生の写真

3、息を「ハーッ」と吐きながら舌を下にできるだけ長く出します。息を吐ききったら舌を出したまま「ハーッ」という呼吸を5回くり返しましょう。反対側も同様に行ったら、鏡を見て、下がっているほうをもう一度行います。

日頃のクセを見直すことも大事

「こうした顔ヨガをとり入れながら、食べものを片方だけで噛む、ほおづえをつくといったアンバランス顔の原因となるクセを見直していきましょう。ふだん使えてない側の筋肉は動きが悪いので、やりにくいほうがあったら、2~3回ほど多めに行うと効果的。1か月続けるだけで、おどろくほど左右均等な顔に近づいていきますよ」(小林先生)

シンメトリーな顔で、180度どこから見られても自信が持てる美人顔に! 第一印象の好感度もグーンとアップしますよ。

撮影/布川航太 取材・文/平川 恵

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