なおこさんの施術の様子は「やせにくいのが悩みなら試してみて！ 体からいらないものを捨て、スリムな体になれる足刺激テクニック」から読むことができます。

１日４回、懸命な足刺激を続けたら激痛がなくなった！

足刺激を始める前のなおこさんは、体調がいちばんよいときを100点とした場合、60点くらいの状態だと話していました。足刺激を３週間行ったあとの現在の体調は何点くらいになったのかをお聞きすると、なんと「120点！」という答えが返ってきました。

なおこさん：「ここ数年、心労が多かったのですが、足刺激を始めてから気持ちが上向きになり元気が出ました。今は体調がとてもいいです」

足刺激をして、最初に感じられたのはどんな効果だったのでしょうか？

なおこさん：「前回、きよみ先生の足相診断に伺うまで、首をうしろに倒すと痛みがありました。整体院に通院しても一時的にしか改善されず諦めていましたが、きよみ先生に足刺激をしていただいた帰りの電車の中で、首が痛くないことに気がつき、驚きました！　その後は自分で足刺激を毎日続けた結果、日常的な肩こりからも解放されました」

なおこさんは、前回の足相診断のときに、きよみ先生の足刺激を初めて体験しましたが、足裏の土踏まずにふれるだけでも激痛が走っていました。

なおこさん：「その日はきよみ先生が足裏にふれただけのはずが、あまりの激痛に出産のときを思い起こし、泣きそうになりました。自分で足刺激を始めた当初も左足の土踏まずにふれるだけで痛みがあり、しかめっ面で刺激していたのですが、３週間続けた今は、刺激をしても痛みがなくなりました！　今では左右の足をしっかり刺激するのはもちろんのこと、めん棒を踏むようにしてゴロゴロしています」

なおこさんはご自宅でどのように足刺激をしましたか？

なおこさん：「早寝早起きの習慣があるので、朝は５時頃から、朝食を作る前に１時間くらい、ゆっくりと足裏を刺激しました。午前中は家事や用事をすませたあとに10時頃から30分くらい行い、午後は子どもたちが帰って来る前の14時頃から30分くらい行いました。寝る前にも15分くらいはできる範囲で刺激しました」

早朝と午前と午後、さらには寝る前にも、１日に４回も足刺激を行ったのはすごい努力ですね！　悩みを解消したい、というなおこさんの一生懸命さが伝わってきます。

なおこさん：「足刺激は手軽にできるのに、リンパマッサージを受けたときのような心地よさが感じられるのが魅力ですね。テレビを見ているときは足刺激するのが定番になりました」

なおこさんは足刺激で心地よさが実感できたので、こまめに足刺激をくり返すことができたようですね。「体調を改善しなくちゃ」と考えるとプレッシャーにもなりますが、「足裏を気持ちよくほぐそう」と考えれば気軽に続けられるのかもしれません。

土踏まずのアーチがくっきり！ やせやすい体になれたことを実感

効果実感はすぐに感じられたというなおこさんですが、現在の足相には変化があるのでしょうか？　きよみ先生にお伺いします！

きよみ先生：「代謝が悪くなってやせにくくなっていたなおこさんには、代謝を上げるために、土踏まずのアーチをしっかりと作る足刺激を行ってもらいました。土踏まずのアーチに注目してみましょう。足の側面を比べると、足刺激前よりも３週間後のほうがアーチが深く、くっきりとしているのが明らかですね！」

●足刺激前

●３週間後

きよみ先生：「土踏まずのアーチの深さは、消化器を中心としたお腹まわりの内臓の働きが活発になったことを示します。今までよりも代謝がよくなっていることの表れです」

足の外側面にも明らかな違いがみられるそうですよ。チェックしてみましょう！

きよみ先生：「足刺激前と比べて３週間後の足は、肌が自然な血色になりました。特に下の画像の丸囲みの中を見比べてください。足刺激前にあった毛細血管の赤紫色が、３週間後にはなくなっています。これは血液がドロドロになるお血（おけつ）の状態がよくなったことを示します。血液がサラサラと流れるようになったので、冷えも改善していると思いますよ。足全体のスッキリ感も明らかなので、体全体もやせはじめているはずです」

●足刺激前

●３週間後

なおこさんは「やせたい！」という気持ちが、足相や足刺激に興味をもったきっかけだったそうですが、実際にやせたという実感はあるのでしょうか？

なおこさん：「モニター期間中は自分の誕生日があり、その日は温泉に行ってカニをたくさん食べたのですが、翌朝体重をはかってみると、なぜか食べる前よりやせていたのです！　その後も日によって増減はありますが、最大で約１kgやせることができました。撮った写真をみて、顔のむくみが減ったことにも気がつきました」

土踏まずへの刺激をしっかりと続けたので、代謝が上がり、やせやすい体に近づいたようですね！

なおこさん：「食生活では、ダイエットをしたい気持ちはあるものの、これまでは何度もリバウンドしてしまっていました。でも、足にふれることで、自分の気持ちに素直になることを優先させたいという思いになったので、食事制限をやめてみました。お米も肉も甘いものもそうですし、大根や春菊など旬のお野菜も、好きなものを無理にがまんせず、おいしくもりもり食べるようにして、心地よく暮らすように心がけました」

好きなものをおいしくたっぷり食べたのに、体重を減らせたことは驚きですね！　自分に素直になれたことが、なおこさんが気にしていたストレスを減らすことにもつながったのかもしれません。

足刺激が人生を変えたと感じるほど。思い通りの自分になれた衝撃の３週間

最後になおこさんにモニター生活の感想を聞きました。

なおこさん：「この３週間は人生が変わるくらいの衝撃的な体験でした。今まで足もとをおろそかにしていて、爪切りやネイルをぬるときぐらいしか足をさわっていませんでした。足とふれ合い始めてからは、自分に素直に暮らせるようになって、よく笑うようになりました。また、自分のやりたいことをやってみよう、行きたい場所に行ってみよう、という意欲がわき始めたのです」

さらに、仕事を行ううえでもいい影響があったそうですよ。

なおこさん：「整理収納アドバイザーをしているので、もともと片づけや掃除が好きですが、自宅の冷蔵庫掃除やカーテンなどの細かいほこりとり、床のスチーム掃除なども積極的に行い、風通しのよい家作りのすばらしさを実感することができました。この経験を、仕事でみなさんにアドバイスする際にも役立てたいと思います」」

代謝を上げて体の中のいらないものを捨て、おうちの中もきれいに片づけば、心身ともにすがすがしい気持ちになれそうですね！

なおこさん：「これからも足裏の刺激を続けて、幸せな毎日を送りたいと思います！」

ちなみに、足刺激の効果を実感したなおこさんは、ご家族の足刺激も行うようになったそうです。

なおこさん：「今日は父の足裏も刺激してみました。自分とは違って足がとてもやわらかく、痛みを感じる部分もまったく異なることがとても不思議でした。足は人それぞれなのだなぁと思いました」

こうやってご家族にも足刺激を伝えることで、体調のよさを感じていただけたらうれしいですね！　足刺激で日々の幸せまで感じていただけたことに感動した、モニター体験談でした。

取材・文／牧内夕子

鈴木きよみ先生の足相学が１冊にまとまりました！　足をチェックするときに欠かせない、ゾーンMAPをはじめ、足の形、色、しわ、温度などのチェックポイント、各症状別の足相、そしてそれを解決すべきゾーンセラピーの方法などがわかりやすくまとまっています。初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ１冊です。ご自身の体調管理を、足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。

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