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CATEGORY : ライフスタイル ｜マネー
あこがれのスローライフ！ 都心を離れて地方で暮らすメリットとは？ #大人女子のマイルド貯蓄
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リモートワークの普及で、職場に限らず好きな場所で仕事をするという選択肢を選びやすくなりました。都心になるほど家賃も高くなり、家で仕事をすると考えるともう少し広く快適な家で働きたい…と考えている人もいるのではないでしょうか。今回は、少し都心を離れて地方移住をする際のメリットやデメリットについてお金の専門家の横川楓さんに教えていだきました。
Contents 目次
都心を離れて暮らすメリットとは？
都心から離れて暮らすメリットといえば、都会の喧騒から離れてゆったりした暮らしをできるということと、やはり家賃を下げられるということ。
かなり都心と少し郊外では、半額近い家賃の差がある場合も。地方に移住するくらいがっつり都心を離れずとも、たとえば少し都心から離れたところに引越し、月２千円家賃を下げられるだけでも年間で１万２千円の節約になります。家賃は毎月支払うものなので、節約の幅も大きいのです。
移動のコスト面に注意
もちろん生活面の違いもありますが、費用面でのデメリットは場所によっては移動のコストが増えるという点。家賃自体は下がるものの、駅から離れれば自転車や、場所によっては自動車を検討する必要がある場合もあります。ずっとリモートワークならいいですが、都心の会社に出社する機会があるのであれば、その分交通費もかかります。
また、たとえば都会よりは平和な街とはいえ、家自体の選択肢も少なくなるのでセキュリティがしっかりしている家が限られているという可能性も。
経済的支援は？
一方で、地方の活性化のため、経済支援制度も実施されています。たとえば「移住支援金」。これは東京23区内に住んでいるか通勤している人が東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県などの東京圏外に移住して起業をしたり、仕事に就いた場合に、単身の場合最大60万、それ以外の場合は最大100万円の交付金がもらえるという制度です。こちらは国が実施している制度ですが、ほかにも各自治体ごとに移住のためのさまざまな支援制度が作られています。住んでみたいと思う場所があれば、その自治体でなにか移住の際の支援制度がないか調べてみてもよいでしょう。
また、最近では少子高齢化の人口減少に伴って空き家の増加が問題になっています。そんな空き家問題を解決するために、空き家のマッチングなどを行っている自治体も。都会だと大きな庭がある大きな家に住むというのは土地的にも価格的にもなかなか難しいですが、空き家であれば費用を抑えて自分の好きなように自由に家を作るという選択肢もハードルが下がります。
都会には都会の、田舎には田舎の良さがあります。何もかもが高い都心に比べると、やはり都会を離れたほうがコストを下げることができるのは確かです。「地方へ移住！」と思うと構えてしまいますが、日々の暮らしでいちばん大きい固定費である住居のためのお金を浮かすために、少し都心を離れるくらいの選択肢も考えつつ、住む場所についてぜひいろいろ考えてみてください。
イラスト／うつみ ちはる
