家食が多くなり、以前のように「忙しいからコンビニで」「夜遅いからお惣菜買って」みたいな食事が減りました。もちろん、今も便利に利用していますが、その頻度はだいぶ少なくなり、「今日、何を食べるか」を考えて調理する毎日に（主に夜ですが）。食の時間が豊かになって、とてもいいことなのですが、一方で栄養のバランスもとても考えてしまいます。そんなとき、どうしてもとり逃しがちになってしまうのが、海藻類です。
海藻類って作るのもなんとなく面倒だったり、メニューもワンパターンになりがちで、大切な栄養とわかっていながらも、1日を振り返ってほとんど食べていない……なんていう日もあったりします。私の場合、戻して使える海藻セットをサラダにトッピングするか、もずくを食べるか、そんなところでしょうか。
こんなワンパターンな海藻メニューしかない私をすくってくれたのが、写真の２点。
ひとつは久世福商店の「島根県隠岐諸島産　天然わかめと海藻スープ」、もうひとつは前田屋の「漁師のまかない海苔プレミアム」です。いずれも手軽な調理で使えるので気に入っています。

まず、スープのほうはまさに、お湯を注ぐだけで、簡単な海藻スープができあがります。風味豊かな万能だしを使用していることもポイントで、海藻というわりとあっさりめの具材だけなのに、だしのうまみたっぷりで満足感の高い味わいです。本当にただお湯を注ぐだけで汁ものが一品できますし、少し手間を加えてもよければお鍋でお湯と調理し、そこに溶き卵やきのこなどを入れてもう少しボリュームアップしたスープにすることも可能。おだしベースなので、アレンジしやすいところもいいですね。

お昼のちょっとしたごはんに加えるスープとしてもいしい、晩ごはんでしっかりしたスープを作りたいときのベースとしても役立ちます。温かい汁ものがメニューに１品加わると、満足感も変わってきますよね。なにしろ１回大さじ１杯程度入れればいいのですが、たっぷりのわかめをはじめとした海藻がとれるのです。

もうひとつの「まかない海苔」はばらの焼きのりで、こちらは何にでもトッピングして使えます。もちろん焼きのりを常備しておいて、それをちぎってのせてもいいのですが、平べったくて絵になりにくい気も。このちょっとばらっとなっているのりが、トッピングした際に料理の見た目のグレードを上げてくれる気がします（ボリュームアップにも）。おみそ汁やうどん、サラダに冷ややっこなど、何にでも合うので、ちょこっとトッピングして味わいと栄養をプラスするのにもってこいです。

簡単に調理できて、保存がきいて、料理の幅も広がるおすすめ海藻類、気になる方はチェックしてみてくださいね。

(編集長ホボ）

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