１．ごわつく髪をやわらかでまとまりやすくしてくれる「Number.Sのダメージケアシリーズ 」

紫外線のダメージを受けると、髪を構成するたんぱく質が壊れ、髪内部の成分が失われやすくなります。中身がスカスカになった髪は、パサついてまとまりにくく、手ざわりもゴワゴワとしてしまいます。こんな髪状態に当てはまる人は、髪内部へのケア効果が高いシャンプーとトリートメントに切り替えてみませんか？

カラーズのNumber.S（ナンバーエス）は、髪骨格に注目した独自メソッドで髪を内側から補正するヘアケアブランドです。 「髪骨格」とは、髪内部の密度のこと。髪内部の密度は、直毛やくせ毛、かたさなど、ひとりひとり異なる髪の“骨格”を決めています。自分の髪内部の密度（＝髪骨格）に合わせたシャンプー、トリートメントを使うと、扱いやすい髪質に補正することができるという髪骨格メソッドによって生まれたのが、Number.S（ナンバーエス）のうねりコントロールとダメージケアの２シリーズです。

今回は、2023年９月に発売されたばかりの、Number.Sダメージケアシリーズ、シャンプーとトリートメントをご紹介します。

パサつきやダメージを感じる人の髪は、密度がスカスカになっている状態です。紫外線やドライヤーの熱、ヘアカラーやパーマなどの影響で、髪内部のたんぱく質の結合が切れて減少し、髪内部が空洞化した状態になってしまうのです。髪の構造は、お寿司のカッパ巻に例えられますが、中身のごはんもきゅうりもスカスカのカッパ巻だとしたら、ふにゃっと曲がりやすく見た目にもしおれた印象になるはずです。中身がぎゅっとつまったカッパ巻はふっくらとして、外側の海苔までツヤツヤとしてなめらかさを感じられると思いませんか？　髪も同じことで、ダメージケアには髪内部の密度を高めてあげることがとても重要なのです。

Number.Sのダメージケアシリーズに配合されている成分、ファイバーハンス＊は、スカスカになった髪内部のすき間に疑似的に新たな結合を作り 、髪内部の密度をアップさせてくれる効果があります。
＊ファイバーハンスはAshlandの登録商標です

また、ダメージが進んだ髪は、水分や栄養を保つことができなくなりますが、２種のセラミド類似成分が、髪内部に水分を抱え込み、うるおいで満たしてくれます。さらに、ホホバオイルとアルガンオイルが保護フィルムのように働いて髪表面を守り、うるおいをキープしてくれますよ。

こちらのシャンプーとトリートメントを実際に試した感触をご紹介します。

とろりとしたシャンプーをぬれた髪になじませると、泡立ちが早く、クリーミィな泡に包まれます。泡質は髪1本1本にからみつくような濃厚さで、シャンプー中にも美容成分のしっとり感を味わうことができます。洗髪中に髪が補修されているのか、洗い流しのときから髪が毛先までツルツルとして、すべりがよくなったのを感じられました。

淡いピンク色のパッケージとも相性のいいアップル＆ジャスミンドロップの香りは、やさしい甘さとさわやかさのバランスが絶妙で、シャンプーしながら癒されるような気分になれます。

トリートメントは、とてもやわらかでみずみずしいテクスチャーです。ダメージケア用というと、髪にまとわりつくような重たいクリームタイプを思い浮かべますが、予想に反して髪にすっとなじむ軽めの感触です。髪の外側をコーティングするだけでなく、髪内部に浸透してしっかり補修してくれそう！と期待が高まります。洗い流しのときも、いつまでもヌルヌルすることがなく、すっきりと洗い流すことができました。

Number.Sのシャンプーとトリートメントで洗い、ドライヤーで乾かしたあとの髪は、１本１本がうるおいで満たされているしっとり感がありつつも 、重たくなり過ぎないなめらかな手ざわりで、毛先までまとまりやすくなりました。ふだんの髪質は、ぱさぱさとしてかたさを感じる手ざわりですが、やわらかく素直な髪質になったことが感じられました。

ヘアサロンでのトリートメントを受けたいと思いつつも、時間に余裕がなかったり、金額が気になってしまったりしますよね。そんなときは毎日のヘアケアでしっかりとダメージケアできる、こちらのシャンプーとトリートメントをお試ししてみてはいかがですか？

２．くせ毛やうねりが気になる人は「ISSHIヘアパック」をプラスしてみて

私の髪は、ダメージだけでなく、うねりがあるくせ毛の髪質なので、シャンプーとトリートメントの間にくせ毛用のヘアパックをプラスすることで、ダメージケアとくせ毛ケアを両立しています。

子どもの頃から頑固なうねり毛に悩まされ、ストレートパーマや縮毛矯正パーマなど、髪をストレートにするための施術を数々試してきた私が、やっと自宅ケアで納得できる仕上がりになれたのが「ISSHIヘアパック」です！　先にご紹介したNumber.Sとこのヘアパックを日によって組み合わせて使っています。

このヘアパックは、ヘアサロンでの最新のくせ毛補修技術である酸熱トリートメントに使われる、グリオキシル酸が配合されているのが特徴です。グリオキシル酸は髪の毛を酸性に傾ける成分で、ゆがんだ髪の毛に浸透し、洗髪後にドライヤーで熱をかけることによって髪内部の構造を整え、ストレートな髪質へと変化させてくれます。

ヘアパックは、すこし重たいクリーム状で、髪にしっかりと密着する感触です。シャンプーのあと髪全体になじませたら、３分ほど放置して洗い流します。そのあとトリートメントで仕上げます。

ドライヤーで乾かしたあとの仕上がりをご覧ください。
左はNumber.Sのシャンプーとトリートメントで仕上げた髪です。保湿されている感触がありながらも、するっとなめらかな手ざわりです。
右はNumber.Sシャンプーとトリートメントの間にヘアパックを使用して仕上げた髪です。見た目にはわかりづらいのですが、髪にしなやかなハリがプラスされ、くせやうねりを感じにくい髪質になっています。髪がまっすぐに整ったためか、ツヤもアップしているように見えます。

Number.Sのシャンプーとトリートメントのみでもダメージケア効果を感じるので、ふだんは時短を優先して２品で洗っています。髪をダウンスタイルにしたいときや、週末など時間があるときはヘアパックをプラスして、髪の質感の違いを楽しんでいますよ。

いかがでしたか？　夏の紫外線ダメージが残る髪も、トリートメント効果の高いヘアケアアイテムによって、髪のまとまりや質感をアップすることができました。ツルサラ髪になりたい人はぜひ試してみてくださいね！