1年中同じベースメイクアイテムを使っていませんか? 季節によって肌質、光の加減、トレンドの色みやメイクアイテムの質感も変わるので季節ごとに見直しするのがおすすめです。今回は、エステティシャンの筆者がおすすめする春のベースメイクコスメについてご紹介します。
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春夏の特徴とベースメイクを変えるほうがよい理由
秋冬は空気が乾燥しがちで汗や皮脂が出づらい、日照時間が短く暗い、首もとがかくれた服、暗い色みの服が多くないでしょうか。
春夏は気温や湿度が高くなり汗や皮脂が出やすい、日照時間が長く明るい、首もとの空いた服、明るい色みの服を着る機会が増えます。
このように、気候の変化とともに肌質が変化し、光の加減や肌の見える面積が変わるので、同じメイクアイテムを使うのではなく季節に応じたメイクアイテムに変えるほうが仕上がりがよくなります。
〈化粧下地〉
春夏におすすめの化粧下地は「クラブ エアリータッチ アドモイストベース」です。 日中の乾燥予防にもなり、保水効果のある有効成分ヘパリン類似物質、うるおい成分が配合されていることが特徴。
紫外線対策(SPF50+、PA++++)、ブルーライト予防、テカリにくい皮脂吸着パウダーも配合されています。
「00 グロウクリア」はピンクカラーで、肌になじむと自然なツヤ、透明感を演出することができます。
「01 スキンベージュ」はベージュカラーで、肌の色ムラを整えたり、赤みを自然にカバーすることができます。
どちらも美容液のようななめらかなテクスチャーで肌なじみもよく、透明感やツヤのある肌に仕上げたいか、色ムラをカバーしたいかで選ぶのがおすすめです。
【春夏の化粧下地の選び方ポイント】
春夏はクリーム系よりも美容液のようなみずみずしいテクスチャーのもの、光を生かして肌を明るく見せるピンクやパープル系のもの、肌になじませたときに透け感があり色が濃く残りにくいものを選ぶのがおすすめです。
〈コンシーラー〉
シミ、クマ、ニキビ跡などをピンポイントで補正したい人には「ネイク カバー エイド コンシーラー」がおすすめです。
スキンケア成分が配合されていて、SPF28、PA++です。
色みは「01 ニュートラルベージュ」の1種類です。ブラシタイプなので少量をとり出しやすく、軽やかなリキッドタイプで肌なじみもよいです。
薄づきなので指の腹などでさらにかくしたい部分になじませるとしっかりカバーすることができ、乾燥しにくくヨレにくいのもポイントです。
【春夏のコンシーラーの選び方ポイント】
スティックやクリームのコンシーラーは油分が多く、汗や皮脂でヨレやすいこともあります。春夏はリキッドタイプなどうるおいのある質感のもの、うるおい成分が配合されていて乾燥しにくいものを選ぶのがおすすめです。
〈フェイスパウダー〉
春夏におすすめのフェイスパウダーは紫外線やPM2.5などの外的要因から肌を守りつつ、肌の印象を整える「エアリータッチ アドシールドパウダー」と皮脂テカリを抑え凹凸を補正する「ネイク オイルブロック パウダー」です。
「00 グロウクリア」は淡いピンクベージュカラーでワントーンアップした明るい肌印象に仕上がります。
「01 スキンベージュ」はイエローベージュカラーで、色ムラを整え、補正したような仕上がりです。
ファンデーションなしのメイクをしたい人や、ナチュラルに肌をキレイに仕上げたい人におすすめです。
「ネイク」は色なしのフェイスパウダーです。「01 クリア」は色がつかず、メイク後のテカリやベタつきを予防したい人におすすめです。
【春夏のフェイスパウダーの選び方ポイント】
粒子が細かいフェイスパウダーを選びましょう。
フェイスパウダーはパフやスポンジでつけるとカバー力は高まりますが、マットで厚塗りな仕上がりになるのでブラシでふんわりとつけるのがおすすめです。
肌のトーンを高めたい、肌の色ムラや凹凸をカバーしたいなら色つきタイプ、テカリやベタつきを抑えたいなら皮脂吸着パウダーが配合されているものを選びましょう。
いかがだったでしょうか。
季節によって肌の質感や見え方は変化するので、より肌がきれいに見えるベースメイクをとり入れて春夏メイクをしてみてください。