南国気分を味わえる本格フルーツティーパンチ♪

今回ご紹介する「本格フルーツティーパンチ」は、疲労回復効果や癒し効果のある「紅茶」をつかった、今の季節にぴったりの絶品アレンジティー。旬のフルーツがたっぷり入った、南国気分が味わえます。

家族や友人からも「おいしい！」と大好評だったレシピを大公開します！　見た目もとってもはなやかなので、夏のおもてなしドリンクや、ピクニックなどのお出かけ用ドリンクにもおすすめのアレンジティーです♪

「ティーパンチ」ってどんな飲みもの？

ティーパンチの「パンチ（ポンチ）」とは、ワインなどのアルコールにフルーツや果汁、炭酸水、シロップなどを加えた飲みもののこと。パンチボウルと呼ばれる大きな容器に入れて、パーティーなどで食前酒として用いられており、アルコールを加えないものもあります。「パンチ」と聞くと「ポンチ!?」と思われる人もいるかと思いますが、じつはどちらも正しく、正確にいうと、小さめのフルーツを入れたものを「フルーツポンチ」と呼ぶことが多いようです。

【イギリス生まれの飲みもの】
パンチ（ポンチ）は17世紀以前、イギリス周辺で生まれた飲料だといわれています。始まりは蒸留酒（アラック）に砂糖、レモン汁、水、紅茶もしくは香辛料の５つの材料から作られたカクテルの一種で、インドで用いられていた古代語のサンスクリット語で「５種」を意味する「パーンチ」からその名がつけられたといわれています。イギリスの東インド会社の船員がインドからレシピを持ち帰り、そこからヨーロッパの国々に広まっていったそうです。
元祖のレシピにも「紅茶」が用いられていたそうなので、ぜひ「紅茶」を使って作ってみてくださいね。

南国気分で癒されて♡「本格ティーパンチ」レシピ

＜材料＞（６～７杯分）
【アイスティー用紅茶】
・お好みの茶葉 10g または、ティーバッグ紅茶 ５つ
・熱湯 500ml
・氷 300g

・炭酸水　150～200ml
・シロップ　50～100ml　＊お好みで

○お好みのフルーツ（オレンジ、キウイ、りんご、ぶどう、ライムなど）５種類前後
＊量の目安：オレンジ１個、キウイ１個、りんご１/２個、ぶどう10粒、ライム１/２個
○はちみつ　大さじ２
○白ワイン　50ml　＊ノンアルコールで作る場合、お好きなジュースや果汁でもＯＫ

【飾り用】
ミントなど　適量

＜準備＞
※○の材料を合わせてなじませておく
フルーツは食べやすい大きさにカットし、ボウルに入れ、はちみつと白ワインを加えて混ぜ合わせる。
＊15分以上置いてなじませるのがおすすめ。酸化による変色を防ぎ、紅茶となじみやすくなります。

「アイスティーを作る」
1. 温めたポットに茶葉を入れ、熱湯を注ぎ、ふたをして２～３分蒸らす。（ティーバッグ紅茶の場合は熱湯を先に入れて蒸らす）
2. 氷を入れたボウルに一気に注ぎ、すばやくかき混ぜて急冷し、氷をザルでこしながら、別の容器に移しておく。

＜作り方＞
1. なじませておいたフルーツにアイスティーを加えてよく混ぜて、少し置いてなじませる。
2. （１）に炭酸水を加えて軽く混ぜたら、お好みでシロップを加え、ミントを飾る。

■POINT■
・紅茶はキャンディ、ジャワなどがおすすめ。水出しのアイスティーでもOKです。
・白ワインは甘口のものがおすすめ。

〈フルーツの選び方と切り方〉
フルーツは皮ごと使うものは、農薬、防カビ剤不使用のものを選んでください。お好みで５種類ほど用意し、そのうち１種類は柑橘類を入れるのがおすすめ。味がグッと引きしまり、さわやかに仕上がります。柑橘類のフルーツはそのまま輪切りか半分にカットし、そのほかのフルーツは食べやすい大きさでカットしてください。

柑橘系のフルーツを入れることで蒸し暑い日や初夏にぴったりの味に仕上がります。レモンを入れるレシピが多いですが、ライムを使えば、よりさっぱりとした大人のティーパンチになります。カットしたフルーツに、はちみつや白ワインを加えてなじませておけば、紅茶とより味がなじみ、おいしさがグンとアップしますよ♪

フルーツと紅茶を合わせたら少し時間を置くのもおいしくなるポイント。フルーツの香りと甘みが紅茶にうつってフルーティーでより深い味わいに。

甘さが足りないと感じたら、シロップをお好みで加えてみてください。糖質が気になる人は、低糖質のシロップがおすすめ。時間があれば、お砂糖と同量のお水を煮つめるだけで手作りシロップが簡単にできちゃいます。

日ごろの疲れを忘れるくらいおいしい「本格フルーツティーパンチ」で、ぜひ、さわやかなティータイムを楽しんでみてくださいね。