チョコレートが好きな人におすすめ! 今回、発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織さんに、ダイエット中でも罪悪感なく食べることができる“ギルトフリースイーツ”を教えてもらいました。玄米甘酒と酒粕、ココアパウダーを混ぜて冷やすだけで、超簡単に作ることができる「トリュフ」をご紹介します。
Contents 目次
甘酒、酒粕、チョコレート好きにおすすめ。超簡単!ギルトフリートリュフの作り方
こんにちは!
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織です。
今回ご紹介するのは、チョコレートが好きな人におすすめの罪悪感なく食べることができる“ギルトフリースイーツ。玄米甘酒と酒粕、ココアパウダーを混ぜて冷やすだけで、超簡単に作ることができる「トリュフ」です。
材料の玄米甘酒は、玄米と米麹が原料の甘酒。米と米麹が原料の一般的な甘酒と比べると、糖質をエネルギーに変換するときに使われるビタミンB群をより豊富に含みます。そして、日本酒の醸造工程で醪(もろみ)をしぼったあとに残る固形分・酒粕もまた発酵食品ですから、体にとってはうれしく、心にとってはおいしく食べることができるトリュフなのです。
それでは早速、作っていきましょう。
<材料 トリュフ4個分>
・玄米甘酒 50g
・酒粕(バラ粕) 20g
・ココアパウダー(無糖):混ぜる用 20g /コーティング用 10~15g
・ココナッツオイル 大さじ1
<作り方>
1. 玄米甘酒と酒粕を混ぜ合わせます。
甘酒は、さらさらとしたタイプのものよりも、濃縮タイプのものを使うほうが、トリュフの形を作りやすい(固まりやすい)です。酒粕もペースト状の練り粕よりも、バラ粕を使うほうが、生地がしっかりとまとまりやすくなります。バラ粕をつぶすようにして、よく混ぜ合わせましょう。
2. (1)に【混ぜる用】のココアパウダーを3回に分けて加えて、全体をよく混ぜます。
一度にすべてのココアパウダーを加えると、混ざりにくくなるので、数回に分けてよく混ぜ合わせます。
3. ココナッツオイルを手のひらに広げたら、(2)の生地をコロコロと転がして丸く形成します。
この分量で、だいたい4個のトリュフを作ることができます。もし、生地がやわらかいようであれば、冷蔵庫で30分~1時間ほど冷やしてから丸めるとgood!
4. 丸めた生地を、料理用バットか皿のうえに置き、【コーティング用】のココアパウダーを全体にまぶします。
あとは、冷蔵庫に入れて、2~3時間冷やしたら完成です。
お好みで、くだいたナッツやきざんだドライフルーツを生地に混ぜてもいいでしょう。
味は、トリュフそのもの。食感は、もったり、濃密。
やさしい甘みと口当たりのトリュフを楽しむことができます。
生クリームや砂糖、チョコレートを使用していないため、ダイエット中でも安心して食べられるうえに、材料も少なく、混ぜて冷やすだけで簡単に作ることができます。ぜひ、お試しあれ。
■栄養POINT■
<甘酒>
米麹の麹菌や酵素が、疲労回復に効果的。
また、米麹に含まれるビタミン類の中でも、エネルギー代謝を助けるビタミンB群が豊富で、皮膚や毛髪、爪、粘膜の再生にも期待できます。
アミノ酸の一種であるGABAには、興奮した神経をしずめ、リラックス効果や快眠をもたらす抗ストレス作用も認められています。
<酒粕>
ビタミンやアミノ酸が豊富。
α-エチル-D-グルコシドは、水分保持機能により肌にうるおいを与え、コウジ酸は、透明感のある肌作りに役立つと言われています。食物繊維のような働きを持ち、コレステロールを低下させるレジスタントプロテインというたんぱく質を含むことでも、近年注目を集めている食材です。
*写真は本人によるもの
【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン