このコラムでも何度か書いているように、まったくの運動音痴、運動不足からの脱却をめざして、はじめたピラティスのパーソナルレッスン。まだまだ週一のレッスンに頼りがちですが、なんとか続けています。先生には「伸びしろ満載だね～」と言われながら、できないことばかりの私を根気よくご指導いただき、体のさまざまな部位の機能改善に取り組んでいます。

とにかく小さいころから体がかたいので柔軟性が人よりかなり劣っているのと、長年運動らしい運動をしていなかったので筋力も同年代と比べると少ないほうだと思います。そんな状態のため、ひとつのポーズをとろうとしても、なかなか先生のような形にはならないのですが、そんなときに使用する補助具が、じつに重要だと最近気がつきました。それが写真にあるヨガブロックやぺこぺこのボールの類です。ピラティススタジオではいろんな補助具を使って、その人に合わせたレッスンをしてくれるのですが、たしかに体のかたい私にとって、ヨガブロックがあるととてもやりやすいんです。家でも同じようなポーズを復習としてやってみるのですが、うまくできているのかできていないのか、なんとなく不安で、でもそれは先生がいないからだと思い込んでいました。が、最近家でもヨガブロックをとり入れて、レッスンと同じようにやってみると「あ、これこれ」という感じで、先生に習った形に近い感じで再現できているな、と感じています。そういう意味で、これらの補助具をそろえることの重要性を実感しています。

ぺこぺこのボールのほうは、お尻の下において骨盤まわしに使ったり、体を安定させるために脚の間にはさんだり、とこちらもいろんなポーズの補助になります。これらを使うほうが、体が安定して、正しいフォームになりやすく、間違った動きになりづらい、という感じでしょうか。特別に高いものではなかったので、なんでこれまでもっと早くに導入しなかったのかと後悔するぐらいです。これらをとり入れるようになってからのほうが、家での復習タイムも増えていると思います。ピラティスは私の感覚ですが、体の細部にまで気をとめて、地味な動きながらもしっかり動かすことが重要なので、ポーズといってもその動き自体はわりと単純です。でも、体のすみずみまで神経をめぐらせて、じっくり効かせるのが、パーソナルレッスンならいいのですが、実際に家でやろうと思うと、なんかうまくできない、合っているかわからない、という状況に陥りがちで、なんとなくそれを理由に復習する時間が少な目でした（単なる言い訳でもあるのですが）。やっぱり先生に教えてもらわないと、と思っている自分もいたのですが、これらの補助具と最近おなじく購入したピラティスの基礎的な本のおかげで、家でのトレーニング時間が少しずつですが、増えてきました。

まだまだ著しいレベルアップはしていないのですが、いずれは家で自分でしっかりトレーニングできるようになることが目標なので、そこをめざし、いろんな道具や本、動画などを力を借りて、家トレの頻度とレベルを上げていければと思います。しかしこんなことを考えて道具を買いそろえるだけでも、私にとっては大きな一歩なので、運動に対する気持ちのもち方は成長しているのかも…！（編集長ホボ）

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