季節を問わず足先が冷える…。そんな悩みを抱えつつも「体質だから」と放置していませんか? じつはその冷え、自律神経の乱れや筋肉量の低下など、日常の習慣が大きく関係していることも。外気の寒さだけでなく、体の内側に原因がある可能性があるのです。今回は、冷えの本当の原因をひも解きながら、寝る前にカンタンにできる「足指ヨガ」をご紹介します。今日からできるケアで、じんわり温かい足先を目指しましょう。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。
Contents 目次
冷えは「外」からだけじゃない?
足先の冷えは、「寒いから仕方ない」「靴下で対策すればOK」と思いがちですが、じつはそれだけでは不十分かもしれません。それは、冷えの原因が体の内側にも潜んでいる可能性があるからです。
まず注目したいのが自律神経の乱れです。体温調節を担う自律神経のバランスが崩れると、血流が悪くなり、末端である足先まで温かい血液が届きにくくなります。とくにストレスや睡眠不足が続くと乱れやすいとされており、忙しい毎日でもムリをし過ぎないことが重要です。
また、筋肉量の少なさも大きな要因といわれています。長時間のデスクワークや座りっぱなしの生活が続いて、運動不足に陥っている人も多いのではないでしょうか。筋肉は熱を生み出す役割を持つため、筋肉量が少ないと体全体の発熱量が低下します。とくに、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血液を押し戻すポンプの役割をしているため、筋力が低下してしまうとその機能が低下しやすくなるのです。
つまり、冷えはたんなる外的要因だけではなく、体の状態にも左右されるといえるでしょう。
おやすみ前にできる。足指ヨガ習慣
冷え対策としておすすめなのが、寝る前にとり入れる「足指ヨガ」。
足指を意識的に動かすことで血行がよくなり、冷えの解消に効果が期待できます。特別な道具もいらず、布団の上でできるカンタンなケアなので、寝る前の習慣にしてみてくださいね。
足指グーパー運動
まずは基本の動きから。
足の指をしっかり動かすことで、血流を促進し、末端まで温かさを届けやすくします。

(1)あお向けまたは座った状態(長座)でリラックスする。
(2)足の指をギュッと握るように丸める。

(3)指を大きく開くように広げる。
(4)2と3を10~20回くり返す。
足の指はふだんあまり使われないため、意識的に動かすだけでも血流改善に効果的です。冷えやすい人ほど最初は動かしにくさを感じるかもしれませんが、毎日続けることで徐々に動かしやすくなってきますよ。
足首回し
足指だけでなく足首もほぐすことで、さらに巡りをアップさせます。

(1)イスもしくは床に座って片足を反対の太ももに乗せる。
(2)足指の間に手の指を入れて軽く握る。
(3)そのまま足首をゆっくり回す(左右10回ずつ)。反対側も同様に行う。
自力で足指を開けない(パーにできない)場合でも、手を使って補助的に足指を開くことで心地よくストレッチできます。とくに寝る前に行うことで副交感神経が優位になり、リラックス効果も高まるでしょう。
巡りをサポート。自然の力を借りる漢方薬という選択肢も
つらい冷えには、漢方薬の服用もおすすめです。体質や症状に合った漢方薬は、心と体のバランスを整えながら、手足の冷えの改善を目指します。
<おすすめの漢方薬>
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):むくみやすく、手足の冷えや貧血などの症状がある人におすすめです。水分代謝を高め、栄養を補いながら血流を促すことで、月経異常や冷え、むくみを改善します。
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):血行不良による月経不順や月経痛、肩こりや頭重が気になる人におすすめです。血流を改善することで熱の偏りをなくし、下半身の冷えや冷えのぼせを改善します。
漢方薬は、その人の状態や体質に合ったものであることが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。
放置しないことが冷え体質改善の第一歩
足先の冷えは「体質だから」と見過ごされがちですが、じつは日々の習慣が大きく影響しています。自律神経や筋肉量、血流といった内側の状態に目を向けることが、根本的な改善につながります。今回紹介した足指ヨガは手軽で続けやすいケアなので、まずは寝る前の数分からとり入れてみてくださいね。
<この記事の監修者>

ヨガインストラクター・ライター 高橋かなこ
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zd8fytt0072&utm_source=fytte&utm_medium=referral&utm_campaign=260603



