「頭が重くてすっきりしない」「仕事終わりになると肩もガチガチ…」そんな不調に心当たりはありませんか? じつは、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による肩まわりの緊張が、頭重感につながることがあります。とくに猫背や巻き肩の姿勢は、首や肩の筋肉に負担がかかりやすく、慢性的な肩こりを招く原因にも。そこで、今回は頭が重く感じるときにおすすめのストレッチをご紹介します。呼吸を意識しながら行い、上半身をすっきり整えましょう。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。
Contents 目次
その頭の重さ、放置していた肩こりが原因かも?
「なんとなく頭が重い」「頭がぼんやりする」という症状は、睡眠不足や疲労だけでなく、肩こりと関係している場合があります。肩こりで首から肩、背中にかけて筋肉が緊張し、頭痛や吐き気を伴うこともあると考えられています。
現代人は、パソコンやスマートフォンを見る時間が長くなりがち。前かがみの姿勢が続くと、頭を支える首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。頭の重さは体重の約10%(4~6kg程度)ほどあるといわれており、その重さを支え続けることで、僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)などに大きな負担がかかってしまうのです。
さらに、猫背になると胸の前側にある大胸筋や小胸筋が縮こまり、肩が内側へ入りやすくなります。すると、肩甲骨が動きにくくなり首や肩の筋肉がさらにがんばらなければならず、肩こりを慢性化させる悪循環に陥ってしまいます。肩こりからくる不調は、緊張型頭痛や頭重感としてあらわれることもあるため、「肩だけの問題」と放置しないことが大切です。
頭の重さを感じたら。胸を開くすっきりストレッチ
胸の前側がやわらかくなると、自然と肩甲骨が動きやすくなり、丸まりがちな姿勢の改善にもつながります。今回ご紹介するストレッチは、深い呼吸を続けながら行うことで、より胸郭が広がりやすくなるものです。ぜひ、呼吸にも意識を向けて行ってみてくださいね。
なお、ストレッチだけで劇的な改善を目指すのではなく、長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回程度は立ち上がって体を動かす習慣も意識しましょう。
両手を後ろで組む胸開きストレッチ

(1)床やイスに座る。立って行う場合は、両足を肩幅程度に開く。
(2)両手を背中の後ろで組む。
(3)息を吸って背すじを伸ばし、息を吐きながら胸を開くように肩甲骨を寄せる。ムリのない範囲で腕を少し後ろへ引き、20~30秒キープする。
(4)ゆっくり元に戻し、2~3回くり返す。
腰を反らせるのではなく、胸を前へ広げるイメージで行います。肩に力が入らないように注意しましょう。
壁を使った胸開きストレッチ

(1)壁の前に立ち、肩の高さで片手を壁につける。
(2)手の位置はそのまま、体をゆっくり反対方向へひねる。
(3)胸から肩の前側が心地よく伸びたところで20~30秒キープ。
(4)ゆっくり戻し、反対側も同様に行う。
腕ではなく胸が伸びる位置を探します。痛みが出るほど強くひねらないように注意しましょう。
ストレッチにプラス。漢方薬で内側から巡りケア
頭が重いと感じるときは、ストレッチに加えて漢方薬の服用もおすすめです。体質や症状に合った漢方薬は、心と体のバランスを整えながら体力の維持や回復をサポートします。
<おすすめの漢方薬>
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
栄養を補いながら血行や水分代謝をよくして、肩こりや頭重を和らげ、冷えも改善します。冷え性でむくみやすい人におすすめです。
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
滞った血行をよくすることで、肩こりや頭重を改善します。冷えのぼせのある人におすすめです。
漢方薬を選ぶときには、その人の状態や体質に合ったものであることが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。
肩こりを解消して脱・頭重感
頭の重さや慢性的な肩こりは、毎日の姿勢の悪さや筋肉の緊張が積み重なって起こることがあります。胸を開くストレッチは、縮こまりやすい胸まわりをやさしくほぐし、肩や首への負担を減らすセルフケアのひとつです。1日数分でOKなので、ストレッチ習慣を身につけて軽やかな体をキープしましょう。
<この記事の監修者>

ヨガインストラクター・ライター 高橋かなこ
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位やくずれた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
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