トレーニング中やランニング中、気分を上げてくれる音楽は欠かせない存在。でも、運動中に使うヘッドフォンは「汗が気になる」「ズレやすい」「長時間つけると蒸れそう」など、気になるポイントもあります。そんなアクティブなシーンに向けて登場したのが、Beatsの新作オーバーイヤーヘッドフォン「Beats 360」。Beatsのオーバーイヤーヘッドフォンとして初めてIPX4等級の耐汗耐水性能を備え、さらにイヤークッションとヘッドバンドクッションを着脱・交換できる新しい設計が特徴です。今回は、「Beats 360」の発表会で紹介された製品の魅力と、実際に運動時に使ってみた感想をレポートします。
Contents 目次
Beats初の耐汗耐水オーバーイヤー。運動シーンにも使いやすい設計に

「Beats 360」の大きな特徴は、オーバーイヤーヘッドフォンでありながら、汗をかくアクティブなシーンを想定して作られていること。
IPX4等級の耐汗耐水性能を備えているため、ジムでのワークアウトや屋外でのウォーキング、軽いランニングなど、汗をかきやすい場面でも使いやすい仕様です。これまで「運動中はイヤホン派」という人が多かったかもしれませんが、音にしっかり包まれるオーバーイヤータイプを、トレーニングシーンにとり入れやすくなった印象です。
デザインの着想源となったのは、スポーツシューズ。快適性や耐久性、汗をかく場面での使いやすさを意識した構造になっており、日常使いだけでなく、アクティブなライフスタイルに寄り添うヘッドフォンとして提案されています。
汗をかいたあとも扱いやすい。着脱できるクッションが便利

運動中にヘッドフォンを使うときに気になるのが、汗をかいたあとのお手入れです。
「Beats 360」は、イヤークッションとヘッドバンドクッションを取り外せる構造を採用。運動後にクッション部分を外してケアできるため、汗や蒸れが気になる人にも使いやすいと感じました。
クッションは、運動時に使いやすいニット素材の「Performance Knit」と、リラックスタイムや移動中にも合うレザー素材の「UltraPlush」の2種類。「Performance Knit」は通気性があり、軽やかなつけ心地。「UltraPlush」はやわらかく、長時間の移動や自宅で音楽を楽しむ時間にも合いそうです。
さらに、本体カラーや別売りのクッションキットを組み合わせることで、ウエアや気分に合わせたカスタマイズも可能。トレーニングウエアに合わせて色を選ぶ感覚で、ヘッドフォンもスタイリングの一部として楽しめます。
運動中の使い心地は? 音に包まれる感じで集中しやすい

今回は、軽い筋トレとウォーキング中に「Beats 360」を試してみました。
まず感じたのは、オーバーイヤーならではの没入感。耳全体を包み込むので、音楽に入り込みやすく、トレーニングのスイッチが入りやすい印象です。アップテンポな曲を流すと、自然とテンションが上がり、「もう少しがんばろう」という気持ちに。
イヤホンの場合、動いている途中で耳からズレたり、フィット感が気になったりすることがありますが、「Beats 360」は頭全体で支えるようなつけ心地。軽めの筋トレやウォーキングでは、動きに合わせて大きくズレる感じはありませんでした。
一方で、ジャンプ系のトレーニングや、頭を大きく動かす動作では、フィット感の好みが分かれそうです。しっかり汗をかく運動では、最初に側圧やフィット感を確認し、自分の動きに合うか試しておくと安心です。
汗をかいても蒸れにくい? 運動後の使用感もチェック

運動中に使ってみてよかったのは、「Performance Knit」の肌あたりです。
耳まわりに触れる部分がさらっとしていて、一般的なレザー調のクッションに比べると、汗をかいたときのベタつきが気になりにくい印象でした。もちろん、運動量や汗のかき方によって感じ方は変わりますが、短時間のワークアウトやウォーキングなら、快適に使いやすいと感じます。
また、クッションが取り外せるので、運動後に「汗がついたままになっているかも」と気になりにくいのもポイント。毎日使うアイテムだからこそ、お手入れしやすい仕様はうれしいところです。
ノイズキャンセリングと外部音取り込みを切り替えられるのも便利
「Beats 360」はノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを搭載。周囲の音を抑えて音楽に集中したいときと、周囲の気配を確認したいときで切り替えられます。
ジムで使う場合は、集中したい筋トレ中はノイズキャンセリング、移動中や周囲の声が聞こえたほうが安心な場面では外部音取り込みモード、というように使い分けると便利です。
屋外でのウォーキングやランニングでは、車や自転車など周囲の音を確認することが大切。外で使う場合は、周囲の安全を確認しながら、外部音取り込みモードを活用するのがよさそうです。
長時間使えるバッテリーで、運動から移動、仕事中まで頼れる
ANCや空間オーディオを有効にした状態でも最大32時間の連続再生が可能。5分の充電で約1時間使える急速充電機能も搭載されています。
朝の通勤、仕事中の集中タイム、夕方のジム、帰宅後のリラックスタイムまで、1日を通して使いやすいバッテリー性能です。
「運動用」「移動用」「家用」と使い分けるのではなく、1台でさまざまなシーンに対応できるのは、忙しい毎日を過ごす人にとって大きな魅力。
ファッションとしても楽しめる、全256通りのカスタマイズ

「Beats 360」は、音楽を聴くためのガジェットでありながら、ファッションアイテムとしての楽しさもあります。
本体カラーは、ブラック、クラウド、ピンク、スカイの4色。さらに、別売りのクッションキットを組み合わせることで、最大256通りのカスタマイズが可能です。

たとえば、ブラックの本体にトレーニングウエアに合わせて明るいカラーのクッションを合わせたり、ジムの帰りにカフェに立ち寄る日はレザー素材のクッションに変えたり。毎日のコーディネートに合わせて楽しめるのは、Beatsらしい遊び心です。
運動中のギアは、機能性だけでなく「使いたくなる見た目」も大切。お気に入りのカラーを選ぶことで、トレーニングへのモチベーションも少し上がりそうです。
「Beats 360」は、音楽を楽しみながら運動したい人、イヤホンよりも包み込まれるような音が好きな人、トレーニング中もスタイルにこだわりたい人に合いそうなヘッドフォンです。
とくに、ジムでの筋トレやウォーキング、ストレッチ、ヨガ前後のリラックスタイムなど、音楽に集中しながら体を動かしたいシーンにぴったり。汗をかいたあとのお手入れのしやすさや、着せ替え感覚で楽しめるクッションも、日常使いしやすいポイントです。
お気に入りの音楽があるだけで、運動の時間はぐっと楽しくなります。「Beats 360」は、そんな“音楽と体を動かす時間”を、より心地よく、自分らしくしてくれるアイテムになりそうです。
製品情報
「Beats 360」
発売日:2026年9月24日(木)より順次発売
価格:¥59,800(税込)
カラー:ブラック、クラウド、ピンク、スカイ
付属:同色のPerformance Knitクッション
「Beats 360クッションキット」
価格:¥8,900(税込)
内容:交換用イヤークッション、ヘッドバンドクッション
取材・文/FYTTE編集部



