Contents 目次
上手に食事制限するには?
短期間で成果が出るぶん、多くの人がやりがちなダイエット法といえば、極端な食事制限。ですが、それには弊害が伴います。例えば、全く脂質をとらないと、体をつくる材料が不足してしまい、自分自身で脂肪を分解する能力が下がってしまうのです。では、どうすればよいのでしょう?
「極端な食事制限は、あまり長続きしませんよね? そうならないために、たんぱく質、炭水化物、脂質という3大栄養素のバランスをうまく調整することが大切です。このバランスをPFCバランスといいます。理想的なのは、P(たんぱく質)を15%以上、F(脂質)を25%以下、C(炭水化物)を50~60%という比率でとること。もし、ダイエットなどによりトータルの摂取カロリーを抑えたい場合は、F(脂質)の割合を減らすとよいでしょう。つまり『高たんぱく低脂質』な食事が理想、ということになります」(桑原先生)
さらに、朝食にたんぱく質をたくさん食べるといいそうです。ドタバタしていて、朝食をつくる時間がないという人には、プロテンイがオススメ。また、よく「朝たくさん食べたから夜は食べなくていい」と思っている人もいるようですが、それは間違い。朝、大量にたんぱく質を摂取したところで、夕方には足りない状態になっています。朝はたくさん食べ夜は少なめにする、というのが理想の食べ方です。
ガンバってもなかなか脂肪が減らないという人は、効率的に脂肪を減らす方法を試してみてはいかがでしょう?
文/FYTTE編集部