睡眠休養が「とれていない」と自覚している30代女性の割合は？

睡眠は健康にとってもダイエットのためにも大切なもの。睡眠によって休養がとれていないと自覚のある30代女性の割合として正しいと思うものを選んだら、さっそくEICO式でチェック！

A 約5%
B 約15%
C約25%
D約35%

グッドチョイスは…

「約25%」です 。

【睡眠によって休養がとれていない人の割合は？】
日本人の運動、食事など、生活と健康についてのデータをとっている「健康日本21」には、健康に関わるさまざまなデータが紹介されています。そのなかの睡眠に関する項目では、睡眠によって休養がとれているかという質問に対して、「あまりとれていない、全くとれていない」と答えた女性の割合は、下記のようになります（2017年度版）。

20～29歳：20.7％
30～39歳：25.3％
40～49歳：26％

この結果から、年齢が増すにつれて睡眠がとれていないと思っている人が増えていることがわかります。30代では約25%、４人に１人の方が十分に寝られていないという自覚があるということです。
ダイエットをするとき、運動と食事に意識がいきがちですが、じつは睡眠がポイントのことが多いんです。寝ていないことで食欲が増したり、睡眠により疲労が回復できていなくて、運動をする意欲がなくなったりします。こういう状態では体力がないため、運動を１時間、２時間したら倒れてしまうこともありますし、せっかく筋トレしても寝ていないと超回復できないので効果が上がりません。
入眠がうまくいかない、寝ても疲れがとれない、睡眠が足りない（6時間以下）といった自覚があるのであれば、優先すべきは運動や食事よりも睡眠です。睡眠時間を６時間以上とる、睡眠の質を上げることが大切です。

１時間寝たときの消費カロリーは？

寝ているときもカロリーは消費されています。果たして１時間眠ったときのカロリーはどのくらいなのでしょう？　正しいと思うものを選んだら、さっそくEICO式でチェック！

A 約20kcal
B 約40kcal
C 約60kcal
D約80kcal

グッドチョイス！は…

「約60kcal＊」です。

＊30代で60kgの女性が１時間眠ったときの消費カロリー

【寝ているときのカロリー消費について】
30代60㎏の女性の場合、１時間寝たら63kcal消費します。7時間寝たら441kcaとなります。寝ている間は、それほどカロリーを消費していないのでは？と思いがちですが、しっかりカロリーは消費されているのです。ですから、睡眠時間が５時間の人が、あと２時間眠る時間を追加したら、消費カロリーはけっこう大きく増えることになりますね。できれば７時間の睡眠時間を確保したいところですが、どうしても睡眠不足ぎみという人は、休日などにお風呂に入って、昼寝するのもおすすめです。起きていてなんとなく食べてしまうより、このほうが断然、ダイエットに効果的なんです。

睡眠の質を上げたいときにお風呂で使うといいアロマは？

「睡眠の質を上げるならラベンダー」と思い込んでいませんか？　じつはそれ以外にもいろいろと効果的なアロマがあるんです。効果的だと思う香りを選んだら、さっそくEICO式でチェック！

A オレンジスイート
B ライム
Cベルガモット
Dローズマリー

ナイスチョイスは…

「オレンジスイート」と「ベルガモット」です

【睡眠の質を上げる香りとは？】
夜、眠りが浅く疲れやすい人や、睡眠時間が６時間以下で過食しやすいという人は、睡眠の質を高くする香り、ラベンダーのほか、ベルガモット、オレンジスイート、スイートマジョラムなどを生活にとり入れてみましょう。入浴剤、アロマオイルのどちらでもかまいません。

取材・文／野上郁子　イラスト／たなかのりこ