仕事終わりに鏡に映った自分の顔を見て、「なんだか老けている?」とショックを感じたことはありませんか? 肌のくすみ、よれたメイク、くっきりと目立つほうれい線。「夕方の老けみえ」「朝の自分とまるで違って見える」ことには、きちんとした理由があるのです。
今回は、「夕方の老けみえ」を引き起こす原因と、今日からすぐに始められるカンタンなセルフケアについてくわしく解説します。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。
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仕事終わりの鏡にドキッ。夕方の私、こんなに疲れてた?

1日中パソコンの画面を見つめ続けたり、子どものお迎え時間を気にしながら慌ただしく過ごしたり。朝はキレイに整えたメイクも、日中の汗や皮脂などで少しずつくずれ、肌はカサカサに。そこに1日の疲労が重なることで、顔に「疲れ」がくっきりとあらわれてしまいます。仕事や家事、育児をかけ持ちしている女性にとって、夕方の肌変化は生活スタイルそのものが引き起こしているともいえます。まずは、自分を責めるのではなく、なぜそうなるのか原因を正しく知ることが大切です。
夕方の「老けみえ」しやすい人に共通するサイン
日中の肌は、紫外線やエアコンの風、マスクの蒸れなど、過酷な環境にさらされています。これらの悪条件が重なることで、とくに「目もと・口もとの乾燥」が目立ちやすくなります。乾燥するとファンデーションが定着しづらくなり、小じわやほうれい線が目立ちやすくなることも。
さらに、「くすみ」も老けみえを加速させます。長時間同じ姿勢を続けることで血流が滞ると顔の血色が失われ、メイクをしているのにどんよりと暗く疲れた印象を与えてしまいます。
そして「首・肩のこわばり」も顔のたるみの原因です。筋肉がかたくなると血流やリンパの流れが滞り、のむくみやフェイスラインのゆるみなどに影響することも。また、前傾姿勢が続くと、重力でさらに老けた印象になってしまいます。
仕事終わりもキレイに見せる、カンタンリセット習慣

ここからは、今日からカンタンに実践できるセルフケアについてご紹介します。
ティッシュオフしてから、メイクを直す
メイク直しをする前に、ティッシュで顔をそっと押さえて、浮いた皮脂やよれたメイクを取り除きましょう。くずれたメイクの上からファンデーションを重ねるのはNGです。そのあと、フェイスパウダーや部分用コンシーラーをうすく重ねて、素肌に近い仕上がりを目指しましょう。
こめかみ・眉まわりをやさしくほぐす
顔周りの血行をよくするために、以下のマッサージをとり入れてみてください。
(1) 眉頭、眉の中央、眉尻を親指の腹でやさしく圧をかける
(2) そのまま10秒ほどキープ
(3) こめかみに手のひらを当て、やさしく円を描くようにほぐす
押すときは力が強過ぎないように気をつけましょう。
首・肩を回して姿勢を整える
首や肩まわりの血流を改善するには、以下のストレッチがおすすめです。
(1) 深呼吸をしながら、ゆっくりと肩を大きくまわす
(2) 前から後ろに5回、後ろから前に5回まわす
(3) 頭をゆっくり右に傾け、首の左側を伸ばす
(4) 反対側も同様に行う
(5) 両肩をぐっと引き上げて落とし、それを3回くり返す
背すじをピンと伸ばすだけでも、フェイスラインが引き上がってすっきりとした印象になります。
疲れ顔が続くなら。体質に合わせたケアという選択肢
毎日きちんとケアしていても夕方になると疲れ顔が戻ってしまうなら、スキンケアや習慣の見直しだけでは限界があるかもしれません。
そこでとり入れたいのが、漢方薬によるインナーケアです。漢方薬なら、体質に合わせたケアを行えます。漢方薬は心と体のバランスを整えることで、不調の根本改善を目指します。
老けみえ対策には、「血行をよくして肌に栄養を届ける」「肌の新陳代謝をよくして紫外線ダメージを回復する」「水分の循環をよくして肌にうるおいを与える」「ホルモンバランスの乱れを整える」といった作用を期待できる漢方薬を選びましょう。
<老けみえ対策におすすめの漢方薬>
・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
血行を改善して肌に栄養を届け、水分代謝をよくして、肌のターンオーバーを促すことで、しみや肌あれを改善します。
・当帰飲子(とうきいんし)
血行をよくして肌に栄養とうるおいを与え、皮ふの乾燥に働きかけます。
漢方薬を選ぶときには、その人の状態や体質に合ったものを選ぶことが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。
自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。
老けみえはセルフケアで対処できる!
夕方の「老けみえ」は、紫外線やエアコンによる乾燥、同じ姿勢が続くことによる血行不良などが複雑に影響して起こります。ティッシュオフでのていねいなメイク直し、こめかみや眉まわりのマッサージ、首や肩まわりのストレッチでこまめにリフレッシュし、夕方以降も快適に過ごしましょう。
<この記事の監修者>

水谷優実(みずたにゆうみ) 薬剤師・美容薬剤師
薬学の知識と美容の専門性をかけ合わせた視点で活動する美容薬剤師。流行に左右されず、科学的根拠を大切にした美容を発信している。肌や体の仕組み、成分の働きを専門知識を活かして正しく見極め、安心して続けられるケアを提案。フェイシャルエステサロンの運営も行い、医療の知識とサロン現場での経験を活かしながら、美しさを内側から育てるサポートをしている。



