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「落ち舌」を卒業して上向き美顔へ! プロが教える究極の舌トレ「ミッドポイント」「タングドラッグ」
前回のチェック編・基礎編1に続き、今回も日本調舌協会代表の高松舞先生にお話を伺いました。せっかく舌の正しい位置を知っても、維持する筋力がなければ「落ち舌」は改善しません。「顔のラインがぼやけてきた」「二重あごが気になる」という悩みは、舌の筋力不足が原因かもしれません。今回は、舌を本来の位置へ引き上げる力を養う、よりふみ込んだトレーニング「ミッドポイント」「タングドラッグ」について詳しく解説していただきます。
Contents 目次
「舌のトレーニング」を行う際に
人の顔の骨格、歯並び、舌の長さ、そして筋肉のクセは一人ひとりまったく異なります。そのため、全員が同じステップで進める必要はありません。大切なのは、自分に必要なトレーニングを見極めて行うことです。今回は、一般的な「舌のトレーニング(舌トレ)」、初心者でもできる基礎編を3つご紹介します。
※応用編「調舌(ちょうぜつ)」に挑戦したい人は、一般社団法人日本調舌協会をチェックしてみてください。
※この記事では、舌のトレーニング=「舌トレ」と表記しています。
次のコーナーでご紹介する基礎のトレーニングを行い、「落ち舌」を改善しましょう。
基礎の動き2「ミッドポイント」
舌の奥を上下させる動きで、飲み込む力(嚥下)を鍛えるために非常に重要なトレーニングです。
<やり方>

1.口を大きく開けて、舌の後ろ半分をのどの奥に下げます。

2.舌の後ろ半分を持ち上げます。
のどの奥にある「のどちんこ」を見せたりかくしたりするように、舌の後ろ半分を上下に動かします。
【回数の目安】1日30回を目安に行うのが理想的です。
【コツ・ポイント】
舌の奥を意識するのが難しい場合は、スプーンやスティックなどで舌の真ん中あたりを軽く押し下げ、それに抵抗するように舌を押し返す練習から始めると、力が入りやすくなります。

【NG例】
舌先だけが動いてしまい、奥があまり動いていない状態。
舌を動かそうとして呼吸が止まってしまったり、力が入ってしまう。
リラックスして行いましょう!
基礎の動き3「タングドラッグ」
舌を上あごに吸着させる力を鍛え、飲み込む(嚥下)ときに必要な「舌を持ち上げる力」を養うための非常に大切な訓練です。
<やり方>

1.舌全体を上あご(口の天井)にピタッと吸着させます。最初に解説した舌の「正しい位置」です。
※写真は見やすいように上を向いていますが、正面を向いてトレーニングを行います。

2.1の状態を保ったまま、舌を上あごに押し当てながら、ゆっくりとのどの奥のほうへスライドさせていきます。
【回数の目安】朝と晩に10回ずつ。
【コツ・ポイント】
「ゆっくりと、舌が上あごから離れないように」行うこと。8秒間かけて、じわじわと奥にスライドさせていきます。もし舌が途中で離れてしまう場合、舌を上に持ち上げる筋力がまだ足りない証拠です。
また、あごにシワが寄ったり、口角が不自然に動いたりしていませんか? これは、舌の力の代わりに下あごの力を使ってムリやり動かそうとしている状態です。理想は、口を軽く開けた状態で、顔のほかの部分は動かさず、舌だけを独立させて動かすことです。
【NG例】
舌だけを動かすのが難しくて、顔全体に力が入ってしまう。

【高松舞先生コメント】
現代人は、舌を正しく使う機会が減っていて、赤ちゃんのうちに獲得すべきこの動きができていない人がとても多いです。でも、何歳からでも鍛え直すことはできます。今回ご紹介した基礎の動き3つ(ファットタング・スキニータング、ミッドポイント、タングドラッグ)をマスターするだけでも、口の健康や美容に大きな変化を感じられるはずです。
撮影/鈴木 謙介
取材・文/FYTTE編集部



