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「閉経は神様からの贈りもの」。専門医・宮本先生が実践する、心と腟をうるおす「ホル活」と幸せな人生の描き方
今回は、日本専門医機構認定・産婦人科専門医 Medytox社認定・腟ヒアルロン酸注入指導医として多くの女性を診てきた宮本亜希子先生ご自身の「ホル活」習慣に迫ります。先生が日々実践しているのは、意外にもお金をかけず、スキマ時間でできるシンプルなことばかりでした。さらに、閉経を「女性の解放」と定義する先生の言葉には、年齢を重ねる不安を希望に変えるヒントが詰まっています。人生の後半戦をより自分らしく、パワフルに生きるための秘訣を伺いました。
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美容婦人科医 宮本亜希子先生もしている「ホル活/フェムケア」

FYTTE:最後は先生ご自身の習慣についてお聞きしたいです。先生が日々意識して行っている「ホル活/フェムケア」はありますか?
宮本先生:じつは私、自分自身のケアとして「何か特別なことをしなきゃ」と構えることはあまりないんです。あれもこれもと詰め込むと、それが逆にストレスになってホルモンを乱す原因になってしまうからです。
ただ、習慣として続けているのは、移動中の「骨盤底筋トレーニング」ですね。電車に乗っているときなど、ちょっとしたスキマ時間に腟を締めたりゆるめたりするだけです。これは誰にもバレませんし、着替える必要も、お金もかかりません。それでいて、日本の女性泌尿器科のガイドラインにも掲載されているほど、医学的にエビデンスのある効果的なトレーニングなんです。
・関連先:日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院 骨盤底筋トレーニング
・女子/女性のための運動の効果がわかるベーシック・ガイド P11-12
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FYTTE:いつでもできるというのは、忙しい女性にとって最高のアドバイスですね! アイテム選びなどでこだわっていることはありますか?
宮本先生:洗浄と保湿にはこだわっています。デリケートゾーン用のソープもたくさんありますが、私は「洗いすぎ」による乾燥をいちばん警戒しています。腟には自浄作用があるため、本来はぬるま湯で流すだけでも十分なのですが、汚れが気になるときは、開発に携わったオイルタイプで洗浄と保湿を同時に行える「ディアレディ ハイブリッドデリケートオイル」を使っています。洗浄作用がありながら、お風呂上がりにベタつかず、しっかりとうるおいを守ってくれる。こうした「肌のバリア機能を壊さないケア」を習慣にしています。

FYTTE:年齢を重ねるごとに元気にパワフルでありたい。前向きに生きるための秘訣はありますか?
宮本先生:現代の女性は、10代で月経が始まってからずっと、PMSや月経痛、キャリアと妊娠・出産の悩み、そして産後の不調や更年期…と、人生の半分以上をホルモンの波に振り回されています。
でも、私は「閉経は神さまが女性にくれた贈りもの」だと考えているんです。閉経を迎えるということは、これらすべての悩みからようやく解放されるということ。もう妊娠・出産に振り回されることなく、自分のためだけに自由に生きられる時間が始まるのです。
そう考えると、閉経は決して「女の終わり」ではなく、「自由へのスタートライン」だと思えませんか? もちろん、エストロゲンが減ることで体調にゆらぎは出ますが、そこは私たちのような産婦人科医に相談しながら対処できることもあります。
宮本先生からのメッセージ!

宮本先生:自分の心と体の声に耳をかたむけて、「今がいちばん楽しい」と思える選択をしてほしいです。不調を感じたらひとりでガマンせず、まずは専門医に相談してください。
注意してほしいのは、フェムテックが流行している今、医学的根拠のない、不安を煽るようなケアに大切なお金や時間を使わないこと。不確かな情報に振り回されず、正しく賢く医療を活用して、人生の後半戦を最高にハッピーに過ごしていただきたいなと思います。
FYTTE:宮本先生ありがとうございました!
参考になりましたし、女性のゆらぎに対して不安に感じている人たちに対して、心強いアドバイスをいただけました。
女性ホルモンは一生を通じて私たちの心身に寄り添うパートナーです。その変化を恐れるのではなく、正しい知識を持ち、ときにはプロの力を借りながら、軽やかに波を乗りこなしていく。そんな「ホルモン・ウェルビーイング」な生き方が、これからの人生100年時代を輝かせる鍵となりそうですね!
取材・文/FYTTE編集部



