「夜中に何度も目が覚める」「寝たはずなのに疲れがとれない」そんな睡眠の変化を感じていませんか? とくに30代後半から40代にかけては、仕事や家事、育児などで忙しい毎日に加え、女性ホルモンや自律神経のゆらぎが起こりやすい時期でもあります。そのため、眠りが浅くなったと感じるのは決してめずらしいことではありません。そこで今回は、アラフォー世代の女性に多い睡眠の悩みの原因と、今日から始められるインナーケアをご紹介します。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。
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以前に比べて眠りが浅い…

「以前は布団に入ればすぐに眠れていたのに、最近は何度も目が覚める」そんな変化に戸惑っている女性も多いかもしれません。30代後半から40代は、仕事で責任ある立場になったり、子どもの成長や親の介護などライフステージの変化を迎えたりする時期です。日々の忙しさやストレスが重なり続けると、心身は想像以上に負担を抱えます。
さらにこの年代は、女性ホルモンの分泌量が少しずつ変化し始める時期でもあります。そのため、以前と同じ睡眠時間を確保していても、「眠った気がしない」「疲れが抜けない」と感じやすくなるのです。
なぜ? アラフォー世代に増える「眠りが浅い」理由
年齢を重ねると睡眠の質が変化するのには、いくつかの理由があります。
まずは女性ホルモンの変動です。女性ホルモンは睡眠にも深く関わっており、更年期に近づくにつれて分泌量がゆらぎやすくなります。その影響で寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたりすることも。
また、女性ホルモンの変化は自律神経にも影響を与えます。自律神経は体温調節や心拍、睡眠などをコントロールしていますが、バランスが乱れると眠りが浅くなったり、夜中に目覚めやすくなったりします。
「眠りが浅い」理由には、女性ホルモンによるものだけでなく、ストレスや生活習慣も見逃せません。寝る直前までスマートフォンを見たり、夕方以降にカフェインをとったりする習慣は、睡眠の質の低下をさらに加速させる恐れがあるので注意が必要です。
睡眠の質を向上! 明日からできるインナーケア3選

睡眠の質を高めるためには、寝る前だけでなく日中の食事や栄養バランスも大切です。
ここでは手軽にとり入れやすいインナーケアをご紹介します。
いつもの夕食にたんぱく質をちょい足し
たんぱく質は、睡眠ホルモン「メラトニン」を作り出す元となる重要な栄養素です。そのため、できるだけ肉や魚、卵、大豆製品などをしっかりとり入れましょう。忙しい日は、冷奴や納豆、ゆで卵などを一品追加するだけでもOKです。
小腹満たしはバナナ&アーモンドで
夜になると少しお腹が空いてしまうこともありますよね。そんなときにおすすめなのがバナナとアーモンドの組み合わせです。バナナにはトリプトファンやビタミンB6が、アーモンドにはマグネシウムが豊富に含まれており、どちらも睡眠環境をサポートする栄養素として知られています。
寝る前は温かい1杯でほっと整える
寝る前は、ノンカフェインのハーブティーやホットミルクなど、温かい飲みものでひと息ついてみましょう。心身をリラックスさせて、自然な眠気を促してくれますよ。反対に、コーヒーや濃い緑茶、エナジードリンクなどカフェインを含む飲料は睡眠の妨げになりやすいので、就寝前の摂取は避けましょう。
眠りの土台作りに、漢方薬という選択肢
快適な睡眠のためには、漢方薬の服用もおすすめです。体質や症状に合った漢方薬は、心と体の不調に根本からアプローチできるので、よりよい睡眠サイクルを整えるための手助けとなるでしょう。
<おすすめの漢方薬>
・酸棗仁湯(さんそうにんとう)
ストレスや過労による神経の興奮を和らげて精神を落ち着かせ、疲れすぎて眠れないといった不眠を改善する漢方薬です。心身ともに疲れ弱っている人に使われます。
・桂枝加竜骨牡蛎湯 (けいしかりゅうこつぼれいとう)
弱って過敏になった神経を安定させ、不眠を改善する漢方薬です。虚弱で疲れやすく、不安、動悸などの症状がある人に使われます。
漢方薬を選ぶときには、その人の状態や体質に合ったものであることが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。
今日から始める眠れる体作り
眠りが浅くなる背景には、女性ホルモンの変化や自律神経のゆらぎ、日々のストレスなどさまざまな要因が考えられます。そのため、「年齢のせい」と諦める必要はありません。今夜からできることをまずはひとつとり入れて、朝までぐっすり眠れる心地よい毎日を目指しましょう。
<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師 中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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