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もっと、ずっと、ヘルシーな私

バランス休養

「休養」はいまや社会最大の関心事。ムードフードやリカバリーウエア、デジタルデトックスetc…といった身近なツールや方法はもちろん、研究やテクノロジーを駆使した睡眠メソッドも進化中。こうしたなか、2024年は休養への認識がよりポジティブかつアクティブな意味に変容していくと予想。自分にとって最適な“活動”と“休養”のコツやバランスを知り実践することで、パフォーマンス向上につなげようという機運が一層高まるでしょう。

オピニオンリーダーのコメントComment

  • 浅野まみこさん

    浅野まみこさん

    管理栄養士

    リカバリーや休息というと、これまでのマイナスからゼロに戻すというイメージから、ゼロからプラスへもっていくという方向にシフトしていくと思います。自分をケアする食べ物を指す「ムードフード」についても日本の場合、どちらかというと“自分を癒す”というニュアンスでしたが、最近はもっと積極的な意味合いで語られることも多く、“マイナス状態をケアするもの”からステップアップし、“今をより心地よくすること、パワーアップさせるもの”の総称になっていくのではと予想しています。

  • 小林味愛さん

    小林味愛さん

    株式会社陽と人代表取締役

    自分を“とり戻す”時間がないと脳も体も疲れてしまうので、数か月に1回ほど、森の中でワーケーションをしたり、あえてパソコンを使わずメモ書きをしたりという工夫をしています。ワーケーションには注目していて、1日のなかでリカバリー時間を随時とりながら働く時代になっていくのではないかと思います。ちなみに、最近ではキャンドルを置いて電気のない生活を家族と数週間体験しましたが、かなりデトックスできました!

  • 松原麻実さん

    松原麻実さん

    鍼灸師/心理カウンセラー

    施術をしていると、現代人特有の疲れには睡眠トラブル、心身のだるさ、自律神経の不調などが多いと感じます。そこでオススメしているのが、自然にふれる機会を増やし、体を動かすこと。体と五感を働かせることがポイントです。サロンのお客さまのなかでも、運動習慣がある人や自然にふれる機会をつくっている人は、多少、体調に波があっても回復が早い印象がありますね。 “自然とふれ合う×運動”、“自然に還る×旅行”といったように、自然とのつながりのなかで心身の健康を考えていくということが社会的にもこれからもっと注目されてくるのではと感じています。

  • 小山圭介さん

    小山圭介さん

    ダイエットトレーナー

    2024年はオリンピックイヤーでもあるので、睡眠や入浴などゆっくり系の休息ではなく、疲労回復にアスリートが積極的にとりいれている「アクティブレスト」に注目したいです! 軽く体を動かして血流をよくすることで、毒素排出を進めるとともに栄養や酸素などを全身に巡らせ、体の回復につなげるという方法です。

  • 星 良孝さん

    星 良孝さん

    ステラ・メディックス代表 獣医師/ジャーナリスト

    ヘルスケアデバイスの普及により睡眠情報を簡単に入手できるようになり、睡眠不足に関する研究も進んでいます。睡眠は体のリカバリープロセスにおいて極めて重要な役割を果たしているため、適切な睡眠を確保することは、日常的な活動や運動効果を引き出すことや、ストレス軽減のカギになります。

  • 古谷彰子さん

    古谷彰子さん

    管理栄養士

    ソーシャル・ジェットラグ(平日と休日の就寝・起床リズムのズレ)をなくして良質な睡眠をとるためにも、「ノースクリーンタイム」が大切です。スマホやパソコンなどの画面から出るブルーライトによって睡眠ホルモンの分泌が抑えられてしまうといわれ、就寝前にスクリーンタイムがある人は睡眠の質がよくないことがわかっています。YouTubeなどを見る時間帯を朝に変えて、寝る前のスクリーンタイムを減らしていくことがオススメ。この効果はてき面で、即効性が高いです!

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