FYTTEフィッテ

もっと、ずっと、ヘルシーな私

腸脳相関

2023年も“心と体の調和”は大きな課題。そこで注目なのがやはり「腸」! 腸は免疫など全身の健康にも関係するだけでなく、じつは脳とも密接に連携していて、脳に指令を出していることや、腸内細菌が脳やメンタルに影響を与えたりすることもわかってきています。この腸と脳の関係を「脳腸相関」と言いますが、今回、FYTTEはあえて「腸脳相関」という表現を採用。いまや腸活がヘルスケアの大定番となっていますが、ストレス社会を生き抜く知恵として、あらためて腸のすごさに注目です!

オピニオンリーダーのコメントComment

  • 伊達友美さん

    伊達友美さん

    管理栄養士

    生物界では、腸はあっても脳がない生き物がいます。また腸と脳はお互いに指令を出し合っていますが、脳から腸に行く情報量よりも、腸から脳への情報量のほうが多いと考えられているそう。そういった意味でまさに「腸脳相関」ですね!

  • エリカ・アンギャルさん

    エリカ・アンギャルさん

    栄養コンサルタント

    私たちの腸と脳は、「腸脳相関」と呼ばれるものによって活発にコミュニケーションをとっていることが知られていますが、じつはここにも腸内細菌がかかわっています。また、最新の研究によると、腸内細菌が毒素を放出すると食行動が変化し、さらにメンタル的な部分にまで影響を与えることが示されています。日々の生活の中で楽しみや喜びを見出しつつストレスマネジメントをすることも大切ですが、メンタルと腸の関係を知ったうえで、健康的な食習慣もとても重要です。

  • FYTTE編集部員

    FYTTE編集部員

    現実の社会におけるストレスの原因を完全になくすのは難しいけれど、腸内環境の改善は可能。ストレス社会をできるだけ健やかに過ごすためにも腸活はまだまだ注目の分野。あらためて自分の腸が元気になる生活習慣や食事を探ってみるのもいいですね!